ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアはボディ・カウントによる“Comfortably Numb”のカヴァーのミュージック・ビデオに出演している。
アイス-T率いるボディ・カウントは4年半ぶりのニュー・アルバム『マーシレス』を11月22日にリリースするが、アルバムからはリード・シングルとして“Comfortably Numb”のカヴァーが公開されている。
本日、ジェイ・スコセッシが手掛けたミュージック・ビデオも公開されており、アイス-Tの生々しく、衝撃的な新しい歌詞をバックにデヴィッド・ギルモアがギタ―を披露するものとなっている。
“Comfortably Numb”のカヴァーのミュージック・ビデオはこちらから。
アイス-Tは“Comfortably Numb”のカヴァーについて次のように語っている。「私にとって“Comfortably Numb”は内省的な曲で、自分が年を取ったことを認めている。若い世代には炎を燃やし続けるか、あきらめるか、2つの選択肢があると言っているんだ。起こっていることを理解しようとする一方で、私たちは現実を直視する必要のない場所にいることを指摘しているんだ。私たちは薄型テレビとポップコーンを手に、ただ座って世界の混乱をテレビ番組のように眺めることができる。現実が目の前に現れるまでは、現実とは感じられない。私も少し麻痺している。私たちは皆そうだ」
デヴィッド・ギルモアは今回のカヴァーについて次のように続けている。「彼らの“Comfortably Numb”はかなり過激だが、歌詞には本当に衝撃を受けた。私が50年近く前に書いた曲が、この素晴らしい新しいアプローチで復活したことに驚かされる。彼らはこの曲を再び適切なものにした。アイス-Tからの最初の連絡は、この曲の使用許可を得ることだった。でも、私もプレイさせてもらおうと思ったんだ。新しい歌詞が気に入ったし、今生きている世界について語っているんだ。アイス-Tとボディ・カウントは最近ロンドンで演奏したんだけど、残念ながら私は行けなかった。でも、また一緒にプレーする機会があれば飛びつくよ」
デヴィッド・ギルモアは9月6日に9年ぶりとなる通算5作目のソロ・アルバム『邂逅』をリリースしており、デヴィッド・ギルモアはブライトン・センターでドレス・リハーサル公演を行った後、イタリアのローマにある「チルコ・マッシモ」からツアーを本格的にスタートさせている。



























