スクイッドは最新シングル“Crispy Skin”をニューヨークで演奏したライヴ映像が公開されている。
“Crispy Skin”は食人が常態化する世界を描いた書籍『テンダー・イズ・ザ・フレッシュ』から影響を受けたということで、2025年2月7日にリリースされる通算3作目となるニュー・アルバム『カワーズ』に収録される。
ライヴ映像はこちらから。
ドラマーにしてヴォーカリストのオリー・ジャッジは“Crispy Skin”について次のように述べている。「“Crispy Skin”の歌詞は、カニバリズムが社会の常識となり、人間が製造されてスーパーマーケットで販売されるというディストピア小説からインスピレーションを受けてるんだ。こうした本を読むと、多くの人は自分がその中で道徳的な高みを取る人物だと想像すると思う。でも、この曲は、絶望と恐怖に満ちた物語の中で、道徳的な指針を持つことがいかに難しいかという現実について歌ってるんだ」
サード・アルバム『カワーズ』は2022年の11月から2023年4月までの6ヶ月間で制作されたという。スタジオは前作で用いたウィルトシャーの片田舎にある「リアル・ワールド」に代わり、ポール・エプワースが運営するロンドンの「ザ・チャーチ」を使用し、マーキュリー賞受賞プロデューサーのマルタ・サローニとグレース・バンクスとともにレコーディングされている。本作のテーマは「悪」ということで、実在する人物や想像上のキャラクターたちが、善と悪の間に横たわる暗い海に足を踏み入れていく姿を描き出しているという。