イエスは1972年に発表した通算5作目となるスタジオ・アルバム『危機』の7枚組スーパー・デラックス・エディションが3月にリリースされることが決定している。
海外では3月7日に、ここ日本では3月19日に輸入盤国内仕様日本盤としてリリースされる『危機【スーパー・デラックス・エディション】』にはオリジナル・アルバムの2025年最新リマスター音源を収録したCDとアナログ盤を始め、スティーヴン・ウィルソンによる2025年最新リミックス音源とインストゥルメンタル・ミックスを収録したCDや、当時のエディット音源やラフ・ミックスといった貴重な音源を収録したCD、そして1972年12月にロンドンにあるThe Rainbowで行われたライヴを収録した未発表ライヴ音源を収録した2枚組CDなどが収録される。
また、本作に同梱されているBlu-rayには、今回が初出となるスティーヴン・ウィルソンによるアルバムのドルビー・アトモス・ミックスや5.1chミックスのDTS-HDマスター・オーディオ音源などが収録される。
『レアリティーズ』というサブタイトルが付けられたCDのDisc 3には、アルバム『危機』に収録されている楽曲のラフ・ミックスやオルタネイト・ヴァージョン、そしてエディット・ヴァージョンなどが収録され、“Siberian Khatru”、“Cord of Life”、“Total Mass Retain”という3曲のスティーヴン・ウィルソンによる未発表エディット・ヴァージョンも収録される。
Disc 4とDisc 5には、今作に伴うツアーの中から、貴重な未発表ライヴ音源となる1972年12月16日に英国ロンドンのザ・レインボーで行われたライヴの模様が収録される。リリースに先立ってザ・レインボーでの“Siberian Khatru”のライヴ音源が公開されている。
ギタリストのスティーヴ・ハウは『危機【スーパー・デラックス・エディション】』について次のようにコメントしている。「『危機』は、イエスにとって最も奇跡的な作品だ。ここには私たちにとって初となる20分を超える大作が収録されていて、この曲は、後に発表していく長尺で大規模な楽曲たちの雛形となっていった。同様に最高の音楽的かつ技術的な完成度を捉えた10分に及ぶ楽曲も2曲収録されている。前作『こわれもの』でのレコーディング経験が、イエスというバンドのキャリアを決定づける重要な意味を持つ『危機』というアルバムを作ることを可能にしたのだろう」
ギタリストのスティーヴ・ハウ、リード・ヴォーカルのジョン・アンダーソン、ベーシストのクリス・スクワイア、キーボーディストのリック・ウェイクマン、そしてドラマーのビル・ブルフォードは、1972年6月、ロンドンにあるスタジオ、アドヴィジョンに入り、長年のプロデューサーであり最も信頼できる仲間でもあるエディ・オフォードと共にレコーディングを行っている。
1972年9月8日にリリースされた今作は、本国イギリスではオフィシャル・チャート4位に、そして全米アルバム・チャートでは最高位3位を獲得、見事プラチナム・ディスクを獲得する作品となっている。
日本盤には当時のアーティスト写真をレイアウトした特製B2サイズ・ポスターが日本だけの特典として封入されることも決定している。






























