イエスは9月に来日公演が行われることを記念して、アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウが1989年に発表した『閃光』とイエスが1991年に発表した『結晶』が国内初レコード化されることが決定している。
『閃光』はイエスの結成メンバーであるジョン・アンダーソンがビル・ブラッフォード、リック・ウェイクマン、スティーヴ・ハウと共に結成したアンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウの唯一のアルバムで、35年越しの国内レコード化となる。
欧州オリジナル盤は限定見開きジャケット(タイトル部分のバックが黒く塗られたもの)と通常盤シングル・スリーヴ(同部分が明るいもの)の2種類が作られたが、今回の国内盤レコードは見開きジャケットでのリリースとなり、通常盤レコードやCDとは異なるイラストとなっている。オリジナル・レコードと異なり、レッド・ヴァイナル仕様となっており、3曲のボーナス・トラックが収録される。
『結晶』はアンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウのメンバーに、クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイ、トレヴァー・ラビンが合流した8人組イエスによる唯一の作品となる。当時リリースされた英国盤オリジナル・レコードは、収録時間の関係で「アンコール・ワット」を外した13曲入りとなっていたが、今回は2枚組のため同曲を含む全14曲入りの完全版となる。ブルー・ヴァイナル仕様で、2曲のボーナス・トラックが収録されている。
両作品は9月4日にソニー・ミュージックからリリースされる。