アヴィーチーは初のベスト・アルバム『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』が5月16日にリリースされることが決定している。
20曲が収録されるベスト・アルバム『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』にはエル・キングが参加した新曲“Let’s Ride Away”が収録される。日本盤CDにはボーナス・トラックとして日本初CD化となる2曲を加えた22曲でリリースされ、ロゴ・ステッカーとミニ・ポスターも封入される。
ベスト・アルバムにはティム・バークリングが世に残した“Wake Me Up”、“Levels”、イマジン・ドラゴンズとのコラボレーションとなる“Heart Upon My Sleeve”といった楽曲も収録される。
アルバムのリリース発表に合わせて15秒のトレイラー映像も公開されている。
本名をティム・バークリングという、DJにしてプロデューサーのアヴィーチーは現地時間4月20日に享年28歳で自殺のために亡くなっている。
アヴィーチーの遺族は訃報を受けて、2018年当時声明を発表している。「私たちの愛するティムは、探求者であり、壊れやすい芸術的な心の持ち主で、生きることについての答えを探し求めていました。予期せぬ成功を収め、完璧主義者であった彼にはあのペースで飛び回り、働いていたことがかなりのストレスになってしまったのです」
「ティムがツアーを引退した時、彼は幸せになって、音楽という最も愛することをするために人生のバランスをとりたいと考えていました。彼はいつも、意義や人生、幸せについて悩んでいました。もうこれ以上は耐えられなかったのでしょう。彼は安息を求めていたのです。ティムはいつの間にかそうなっていたようなビジネス・マシーンになるべくして生まれたわけではありません。彼はファンを愛する繊細な男であり、その一方でスポットライトを浴びるのはためらっていました。ティム、あなたは永遠に愛され、悲しみと共に恋しく思われることでしょう」