グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは2週目のコーチェラ・フェスティバルで『ブラット』と描かれたキャップをステージで被った姿を披露している。
チャーリーXCXは1週目にリミックス作『ブラット・アンド・イッツ・コンプリートリー・ディファレント・バット・オルソー・スティル・ブラット』に参加したゲストを引き連れて、グリーン・デイの直前のスロットに出演している。
さらにチャーリーXCXはアフター・パーティーで「この女性がヘッドライナーになるべきだった」と描かれたタスキを身に着けていた写真が拡散されることになっていた。これは実際にヘッドライナーを務めたグリーン・デイのファンから反発を招くこととなっている。
今回、ビリー・ジョー・アームストロングは『ブラット』と描かれたキャップを被ってパフォーマンスを披露しており、これはタスキを身に着けた写真で起きた反発を鎮めるためだったと見られている。
一方、ドラマーのトレ・クールは「本物のヘッドライナー」と描かれたタスキを身に着けた写真が妻のサラ・ローズ・ライトによって撮影されており、チャーリーXCXのタスキが物議を醸したことをからかっていると見られている。
グリーン・デイは2週目のコーチェラ・フェスティバルでも歌詞を変えて、政治的な問題に言及しており、“Jesus of Suburbia”では「Am I retarded or am I just overjoyed(俺の頭が悪いのか? 舞い上がっているだけなのか?)」という一節を「Am I retarded or am I just JD Vance?(俺の頭が悪いのか? それとも自分はJ・D・ヴァンスなのか?)」に変更して、副大統領のJ・D・ヴァンス副大統領を揶揄している。
また、ライヴの冒頭に登場するウサギのぬいぐるみにはパブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイヴがスペシャル・ゲストとして中に入って、観客を驚かせている。
Flavor Flav presentando a Green Day en Coachella #GREENDAYCHELLA pic.twitter.com/1V6opYzIYX
— It Sounds Alternative (@itsoundsalt) April 20, 2025
グリーン・デイは昨年リリースされた最新作『セーヴィアーズ』のデラックス・エディションが5月23日にリリースされることが決定している。
デラックス・エディションには先日公開された新曲“Smash It Like Belushi”が収録されるほか、“Fuck Off”、“Ballyhoo”、“Underdog”、“Stay Young”といった新曲、“Suzie Chapstick”と“Father to a Son”のアコースティック・エディションが収録される。