メタリカはこれまでライヴを行ったことのない国で新たに行う公演を発表している。
メタリカは今年の12月にこれまでライヴを行ったことのないバーレーンでライヴを行うことが決定している。公演は12月3日にマナーマにあるビヨン・アル・デイナ・アンフィシアターで行われる。
メタリカはこれまでに7大陸すべてでライヴを行い、2015年版ギネスブックに世界初のバンドとして掲載されたが、中東のバーレーンはこれまで訪れたことがなかった。
メタリカは合わせてF1世界選手権アブダビ・グランプリでライヴを行うことも決定している。
メタリカは現地時間4月19日にニューヨーク州シラキュースのJMAワイヤレス・ドームでライヴを行い、「M72」ワールド・ツアーを再開させている。
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「土曜日にシラキュースで2025年のツアーをスタートさせたんだけど、そんなツアー先からの挨拶だよ。戻ってこられて最高だよ」とメタリカは声明で述べている。「2025年もいい雰囲気をさらに広げていきたいと思っていて、オーストラリアとニュージーランドを回った後、あと2公演を行う予定なんだ」
「一つは12月3日にビヨン・アル・デイナ・アンフィシアターで初めてバーレーンのステージに立つことになる。もう一つは12月6日にヤス島で開催されるF1世界選手権アブダビ・グランプリのレース後のコンサートでヘッドライナーを務めることになる」
バーレーンのビヨン・アル・デイナ・アンフィシアターは10000人の収容人数で、メタリカの他のツアー会場と較べると、かなり少なくなっている。このユニークな会場はアメリカのスタジアムなどと違い、岩を彫ってサヒール砂漠に15mの高さまで造られた構造となっている。
先日、メタリカはファンを追ったドキュメンタリー作品『メタリカ・セイヴド・マイ・ライフ(原題)』のトレイラー映像が公開されている。
ジョナス・アカーランドが監督を務めている『メタリカ・セイヴド・マイ・ライフ』はバンド・メンバーも含めて、世界各国のファンの人生を追ったもので、40年以上に及ぶキャリアと関連したそれぞれの人生を捉えたものとなっている。
メタリカは本作について次のように述べている。「御存知の方もいるかもしれませんが、ここ数年にわたって、みなさんが出演する舞台裏を追った今年公開の映画に数年間にわたって取り組んできました。『メタリカ・セイヴド・マイ・ライフ』は40年以上もの間、山あり谷あり、試練ありでお互いを支え合ってきたファンの人生を通して、僕らの世界を掘り下げてみたものです。そして、メンバーの我々も少し出演しています」
「このドキュメンタリーは北米で開催されるほとんどのツアー先の映画館で先行上映されます。まだ完成していませんが、みなさんに観てもらって、どう思ったか教えてもらうのが待ちきれません。“Turn The Page”、“Whiskey In The Jar”、“ManUNkind”などで多くの人が知るジョナス・アカーランド監督がお届けする本作は世界各地のファンによる独自の物語を伝えてくれるでしょう」