スフィアン・スティーヴンスは『キャリー・アンド・ローウェル』の10周年盤より“Death With Dignity”のデモ音源が公開されている。
スフィアン・スティーヴンスは2015年発表の『キャリー・アンド・ローウェル』のリリースから10周年を記念して、未発表トラックを追加したアルバムの10周年エディションを5月30日にリリースすることが決定している。
“Death With Dignity”のデモ音源はこちらから。
10周年エディションは2枚組LPとなり、7曲のボーナストラックが追加収録され、40ページのアートブックとスフィアン・スティーヴンスによる新たなエッセイが同梱される。アートワークはオリジナルのアルバム・ジャケットからさらに引いて、ポラロイドの全体を使ったものに変更されており、スフィアン・スティーヴンスの兄妹であるジャミラの手書きの文字も使われている。
アルバム・タイトルの『キャリー・アンド・ローウェル』はアルコール中毒だった母親と義理の父親の名前から取られており、母親はスフィアン・スティーヴンスが生後12ヶ月の時に家族を捨てることとなっている。2012年に母親が亡くなったことを受けて、スフィアン・スティーヴンスは通算7作目となるアルバムで2人のひび割れた関係を掘り下げることとなっている。
スフィアン・スティーヴンスの最新作は2023年に発表された通算10作目のアルバム『ジャヴェリン』となっている。