テイラー・スウィフトはジャスティン・バルドーニとブレイク・ライヴリーの法廷闘争が続く中でジャスティン・バルドーニの弁護士から召喚状が出されたことが明らかになっている。
法廷闘争はジャスティン・バルドーニが監督・共演した2024年の映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の撮影に関連して、セクシャル・ハラスメント、名誉毀損、悪意ある報復行為があったという訴えから始まったものとなっている。
ブレイク・ライヴリーの友人として知られるテイラー・スウィフトはジャスティン・バルドーニの弁護士から目撃者に挙げられている。弁護士は映画の冒頭のシーンについてブレイク・ライヴリーとジャスティン・バルドーニが話し合っている場に立ち会っていたと主張している。
法廷書類によれば、脚本の変更について話し合うためにジャスティン・バルドーニはブレイク・ライヴリーの自宅に招かれたということで、そこにテイラー・スウィフトとライアン・レイノルズがいて驚いたという。そこでテイラー・スウィフトとライアン・レイノルズはブレイク・ライヴリーが提案した変更に賛成して、変更を受け入れるよう圧力をかけてきたとジャスティン・バルドーニは主張している。
テイラー・スウィフトの代理人はこの召喚状に対して距離を取る対応を発表している。「テイラー・スウィフトは映画のセットに足を踏み入れたことはありませんし、キャストやクリエイティヴの方向性について一切関わっていません。映画の音楽も手掛けていませんし、編集を観たり、映画について発言したこともありません。公開日までテイラー・スウィフトは映画を観ていませんし、2023年と2024年には史上最大のツアーで世界中を旅していました」
「テイラー・スウィフトとこの映画の関わりは“My Tears Ricoche”の使用を認めたことだけです。曲の使用を認めたのは他の19アーティストと同様のことです。今回の召喚状は事件の事実に焦点を当てるのではなく、タブロイド紙のクリックベイトを生み出して世間の注目を集めるためにテイラー・スウィフトの名前を利用したものです。」
新たな提出書類には今年1月に当初報道されたテキストメッセージも含まれており、そこではブレイク・ライヴリーがテイラー・スウィフトやライアン・レイノルズのことを「ドラゴン」と呼んでいるという。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』を観てもらえれば、私がカリーシだということが分かるはず。彼女のように私にも何匹かドラゴンがいる。いいことも悪いこともあるけど、大抵はいいことね。だって、ドラゴンは私が戦う者たちも守ってくれるから」
「メッセージはこれ以上ないほど明確です」とジャスティン・バルドーニの弁護士は述べている。「ジャスティン・バルドーニはブレイク・ライヴリーを相手にしていただけでなく、彼女のドラゴンとも向き合うこととなっていました。世界でも最も影響力があり、裕福なセレブリティです。恐れることなく、彼にとって物事を難しくできてしまう人たちです」
法廷闘争は昨年12月に始まり、ブレイク・ライヴリーはジャスティン・バルドーニに対してカリフォルニア州公民権局でセクシャル・ハラスメントと悪意ある報復行為の訴訟を起こしている。ブレイク・ライヴリーは「不適切で歓迎できない行動」があったとして、彼女の評判を「破壊」したと主張している。
ジャスティン・バルドーニは1月16日に訴えを否定して、ライアン・レイノルズとパブリシストのレスリー・スローンも含めて反訴している。訴訟の余波でジャスティン・バルドーニは所属タレント・エージェンシーのウィリアム・モリス・エンデバーからも契約を切られている。