エアロスミスのスティーヴン・タイラーとサウンドガーデンのメンバーはブラック・サバスの最後のライヴに出演することが明らかになっている。
今回、『ガーディアン』紙のインタヴューでシャロン・オズボーンはエアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーとサウンドガーデンのメンバーが出演することを明らかにしている。
スティーヴン・タイラーの出演は昨年8月にツアーからの引退を発表して以降では数少ないパフォーマンスの一つとなる。スティーヴン・タイラーは声帯の深刻な損傷のためにツアーから引退することを発表しているものの、今年2月にチャリティ・イベントに出演して、パフォーマンスを披露していた。
一方、サウンドガーデンはバッド・カンパニー、チャビー・チェッカー、ジョー・コッカー、シンディ・ローパー、アウトキャスト、ザ・ホワイト・ストライプスと共に2025年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。
先日、オジー・オズボーンは健康問題への懸念が寄せられる中でブラック・サバスの最後のライヴに対する意気込みを語っている。
「出るつもりだよ。最善を尽くすつもりだ」とオジー・オズボーンは『ガーディアン』紙に語っている。「登場するしかないだろ」
オジー・オズボーンは次のように続けている。「昔は2時間のステージをやって、走り回ったり、飛び回ったりしていた。今はそんなに走り回ったり、飛び回ったりすることはできないと思う。座っているかもしれない」
「それぞれ何曲かしかやらないと思う。『だまされた』なんて思ってほしくないからな。だから、オジー・オズボーンの曲にしても、ブラック・サバスの曲にしても、数曲をやる予定なんだ」
今年2月、ヴィラ・パークでトニー・アイオミと共に『NME』のインタヴューを受けた妻のシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンは「本当に元気だ」と説明している。
オジー・オズボーンの健康状態についてシャロン・オズボーンは次のように続けている。「みんなも知っている通り、彼はパーキンソン病を抱えている。でも、彼は本当に元気で、声に影響はないわ」
トニー・アイオミはブラック・サバスのライヴが「彼にとってもいいはずだ」と語っている。「そのためにやると言ってもいい。彼は外に出て、何かをやりたがっているんだよ」
シャロン・オズボーンは次のように続けている。「彼はファンに二度と感謝を伝える機会がないものだと思っていた。『信じられない人生をありがとう』と言いたかったのよ」