ザ・1975はグラストンベリー・フェスティバルのステージで公開する「コラボレーション映像」のために「思い出の映像や写真」を提供するようにファンに呼びかけている。
ザ・1975は今年のグラストンベリー・フェスティバルで6月27日にヘッドライナーを務めることが決定している。このライヴはバンドにとって2025年唯一のライヴになる。今年のグラストンベリー・フェスティバルは他にニール・ヤングとオリヴィア・ロドリゴがヘッドライナーを務める予定となっている。
ザ・1975は2024年3月以来、ライヴを行っておらず、グラストンベリー・フェスティバルのライヴのために入念な準備を行っていると見られている。今回、バンドはキャリアにとって記念碑的なライヴに向けて、ファンが参加するプロジェクトの詳細をEメールで伝えている。
「グラストンベリー・フェスティバルに向けた特別なコラボレーション・プロジェクトについてザ・1975に力を貸してください」とメッセージは始まっている。
「ザ・1975にまつわるお気に入りの瞬間をファンのみなさんに共有してもらえたらと思います。コンサートの映像、レコード・コレクションの写真、友人と音楽を楽しむ動画でも構いません」
メッセージは次のように締めくくられている。「みなさんの思い出がグラストンベリー・フェスティバルで公開されるコラボレーションによる映像プロジェクトで使われるかもしれません」
映像や写真の提供は以下のサイトで受け付けられている。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9JMxa3p0dCLPu_94KIKw56I7YFGMxn2bkJYGey7FSO39GPw/viewform
提供にあたって規約として以下の事項が記載されている。
「写真や映像をアップロードして提供することで、以下を認め、同意することとします」
「ザ・1975に対して提出されたメディアを販促物、放送、ウェブサイト、ソーシャル・メディアにとどまらず、現在知られている、または今後開発される、いかなる形式または媒体においても、使用、複製、編集、出版、配布、公表する権利を取り消せない形で許諾します」
「提出されたメディアの正当な所有者であり、権利を許諾する権限を有していることとします。あなた以外の個人が提出されたメディアに登場する場合、その個人も登場すること、上記の権利を許諾することに同意していることとします」
「提出されたメディアの使用にあたって報酬やクレジットが提供されることはなく、ザ・1975は提出されたメディアを使用する義務を負いません」
「これらの事項に同意できない場合、いかなるメディアもアップロードしないでください」
ザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンは先日、グラストンベリー・フェスティバルがバンドにとって2025年で唯一のライヴになることについて語っている。
「大きなライヴだよ。今年やる唯一のライヴなんだ」とジェイミー・オーボーンは説明している。「マット・ヒーリーはこれしかやらないというのがパワフルなことになると考えた。僕も全面的に同意した。よくそうしているようにね」
ザ・1975はライヴへの復帰を発表して以降、バンドのロゴを変更して、ソーシャル・メディアのプロフィール画像を更新しており、新たな季節の到来を予告しているのではないかと見られていた。
ジェイミー・オーボーンは2022年発表の『外国語での言葉遊び』に続くニュー・アルバムについても語っている。「今はレコードを作っているんだ。いつ出ることになるかは分からないけど、作っている最中なんだよ」
ジェイミー・オーボーンは新作について「既に桁外れのレコードになっている」として「絶えず会話をしている」と続けている。「彼らは時間をかける権利を得たと思うんだ。世界で聴かれることになるからね。ふさわしいものじゃないといけないんだよ」
今年のグラストンベリー・フェスティバルは6月25日から29日まで開催され、ビッフィ・クライロ、ウルフ・アリス、チャーリーXCX、デフトーンズ、ドーチー、ニーキャップ、セイント・ヴィンセントらが出演する。