The 1975のマット・ヒーリー、男性性に対する自身の見解を語る

The 1975

ザ・1975のマット・ヒーリーは新たなインタヴューの中で現代における男性性について語っている。

マット・ヒーリーは『GQ』誌とのインタヴューの中で、マンチェスターで育った10代の頃に「長髪だったから、同性愛者に見える」と言われたことがあったと明かしている。マット・ヒーリーはその中で、母親で女優/テレビ司会者のデニス・ウェルチや、テレビ・ドラマ「アウフ・ ヴィーダーゼーエン、ペット」で知られる俳優で父親のティム・ヒーリーから受けた影響についても語っている。

「それでちょっと平手打ちされたりしたこともあるんだ」と彼は語っている。「けど、少しでも他の人たちと違っていたら、そういう仕打ちを受けない人なんていないわけでさ。自分は男性性っていう考え方に一切興味を持ったことがないんだけど、それはそこから外れることを恐れたことがなかったからだと思う」

「もしかしたら、父親の二重性の影響もあるかもしれないな。労働階級出身の父は学校を卒業した後で溶接工になったんだけど、その後に俳優になって、ボヘミアンに近い考えをするようになった。父親は労働階級出身の男だったんだ。自分は男らしさを学ぶことができたし、父は人生におけるロール・モデルだった。それと同時に、父親の仲間にはゲイの人たちがたくさんいたし、リベラルや有色人種の人たちがたくさんいたんだ。偏見にほとんど遭遇せずに過ごせたことを幸運に思っているよ」

同じインタヴューの中で、マット・ヒーリーは今年8月のリリースが見込まれているバンドの来たる新作『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』についても語っている。「今はみんな、喜んで感情の投資をしているという感じなんだ。それが割に合う限りはね」とマット・ヒーリーは語っている。「それから、俺はアルバムを作りたいと思う人間だからね。シングルを作るつもりはないんだ。そういうわけで、次のアルバムを作らないとっていう感じなんだ。目的を持つためにやっているのかもしれないな。そうでなければ、俺は何をやっているんだ? って思ってしまいそうだからね」

現在29歳のマット・ヒーリーは、30代で見据えている自身のキャリアについても語っており、他のアーティストの作品に参加したり、サウンドトラックをプロデュースしたいと語っている。

一方、ザ・1975は先日、ダーティ・ヒットと新たにアルバム3枚をリリースする契約を結んだことが発表されている。

ダーティ・ヒットはウルフ・アリスやペール・ウェーヴス、マリカ・ハックマン、ザ・ジャパニーズ・ハウス、ノー・ローム、ベンジャミン・フランシス・レフトウィッチらが所属するレーベルとして知られ、ザ・1975は2012年のデビューEP『フェイスダウン』のリリース時からこのレーベルに所属している。

ダーティ・ヒットの代表を務めるジェイミー・オーボーンは『NME』によるインタヴューに応じて、既に『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』に続く2枚のアルバムについての計画はあるのかという質問に答えている。「参ったな。実際のところ、計画はあるんだ。不安になるから、今はマット・ヒーリーとそのことについては話さないようにしているんだけどね」

「『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』が完成した後のことを心配しているんだ……僕としては、人は一度に1枚のアルバムしか作れないと思っているんだけどね。だけど、彼には次回作についてのハッキリとしたアイディアがあって、アルバムのタイトルだったり、そのサウンドについての明確な考えを既に持っているんだ。彼はそれを自然とこなしてしまうんだよ。僕はそこがものすごく気に入っているんだけどね。彼らがいつ動いてもいいように、全員で待ち構えているんだ」

ジェイミー・オーボーンは次のように続けている。「常日頃から言っているんだけど、アーティストには2つのタイプが存在すると思っていてね。作品を作りたいと思っているアーティストと、作らなければいけないアーティストというね。ザ・1975を初め、僕らと仕事をしているアーティストの多くは、後者のカテゴリーに当てはまると思っているんだ。それ以外の選択肢はないんだよ。それが彼らのアイデンティティであって、自分たちを表現する方法であり、彼らが生きる術なんだ」

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