ロッド・スチュワートはかつて近所に住んでいたドナルド・トランプ大統領がイスラエルへの資金援助と支援を継続していることから、もう「大ファン」とは言えないと語っている。
ロッド・スチュワートはグラストンベリー・フェスティバルへの出演に先立って『ラジオ・タイムズ』のインタヴューを受けており、ドナルド・トランプ大統領とは友人関係としてだけでなく、住居の面でも近い関係にあったと語っている。
「トランプの大ファンというわけではない。彼のことは本当によく知っているよ。彼の家にもよく行かせてもらっていた。文字通り0.5マイルしか離れていなかったからね」とフロリダ州に自宅を所有するロッド・スチュワートは語っている。「どちらもビーチ沿いだった。彼のクリスマス・パーティーにはよく行ったよ。彼は常に男受けのいい男でね。そこが好きだった。ただ、僕の知る限り、女性の扱いはいい感じではなかったけどね」
ロッド・スチュワートはドナルド・トランプが大統領になったことによって彼は変わってしまったと語っている。「大統領になってからというもの、彼は別の人物になってしまった。僕も知らない人間にね」
友人関係を断つという姿勢を再考する可能性について尋ねられたロッド・スチュワートは次のように答えている。「ないね。もう無理だよ。彼がイスラエルに武器を売っている限りはね。まだ続けているだろ。どうやったら、この戦争は止まるんだ?」
ロッド・スチュワートはイスラエル支援を止めなきゃいけないのはアメリカだけではないと続けている。「イギリスだって武器を売るのは止めるべきだ。ベンヤミン・ネタニヤフがパレスチナ人にやっているのはまさにユダヤ人にあったことだ。殲滅であり、彼がやりたいのは排除したいということだけだ。どうして夜眠れるのかも分からないよ」
ロッド・スチュワートは『ラジオ・タイムズ』でグラストンベリー・フェスティバルのレジェンド枠に出演することについても語り、最初はもっと短い出演時間だったことを明かしている。
「難しかったのは1時間15分のスロットしか与えてくれなかったことなんだ。それでお願いしたんだよ。あと15分やらせてもらえないかってね。だって、普段は2時間くらいやっているからね」とロッド・スチュワートは語っている。「つまり、たくさんのみんなが大好きな曲をやれなくなってしまうことになる。ゲストも3組用意しているんだ」
ロッド・スチュワートについてはラスベガスでの連続公演をキャンセルしたため、グラストンベリー・フェスティバルへの影響が心配されていたが、現地時間6月7日に風邪が治ったことを報告している。
2025年のグラストンベリー・フェスティバルはザ・1975、ニール・ヤング、オリヴィア・ロドリゴがヘッドライナーを務めることが決定している。