KneecapのMo Chara、テロ容疑を巡る裁判の判決が来月まで持ち越されることに

Mo Chara

ニーキャップのモ・カラはテロ容疑を巡る裁判の判決が来月まで持ち越されることが決定している。

現地時間8月20日に集まった多くの観衆から「フリー・モ・カラ」というチャントが響く中でモ・カラことリーアム・オ・オハニはウェストミンスター地方裁判所に出廷している。今年5月、モ・カラは昨年11月のロンドン公演でヒズボラの旗を掲げたことでテロ犯罪で起訴されている。

モ・カラは今年6月の法廷で次回公判まで無条件保釈で釈放されていた。

8月20日の公判では判決は保留され、次回の審理が現地時間9月26日午前10時に行われることになったと『テレグラフ』紙は報じている。判事のポール・ゴールドスプリングは事件を審理する権限があるかどうかの判決を下すことになるという。

判事のポール・ゴールドスプリングはウェストミンスター地方裁判所で行われた今回の公判で「迅速な解決」が求められていることは「認識しているし、案じている」と述べている。

モ・カラの弁護団はテロ容疑の訴追が期限を過ぎて提起されたとして、この訴訟の棄却を求めている。弁護団は同容疑の訴追は6ヶ月の期限を1日過ぎてから提起されたと主張している。しかし、検察側は訴追は期限内に提起されたと主張している。

弁護団のブレンダ・キャンベル弁護士は公判で5月21日に警察からモ・カラがテロ容疑で起訴される予定であると知らされた時点で、司法長官は訴追を許可していなかったと主張している。

しかし、検察側のマイケル・ビスグローヴは被告人が初めて出廷するまでは許可は必要ないと述べている。

モ・カラはまだ答弁を行っていないものの、容疑を否認しており、次回の出廷まで無条件保釈されている。

公判後、モ・カラは集まった支援者たちに感謝の意を表して、次のように語っている。「この件は自分だけに留まることじゃないのは、みんな分かっているでしょうろう。ニーキャップに留まるものでもありません。これはパレスチナと私たちの問題であり、真実から目を逸らすためのものなのです」

「残念ながら、分かっている通り、今日メディアで報じられることになるでしょう。一方、同じタイミングでイスラエルはジェノサイドを行っているのです」とモ・カラは続けている。「だから、みなさんはパレスチナについて、パレスチナの解放について語り続けてください。来てくれて、ありがとうございます」

ニーキャップのマネージャーであるダニエル・ランバートも観衆に対してスピーチを行い、ダラー・マッキン率いる弁護団に感謝の思いを口にしている。「私たちには信じられない弁護団がいて、優秀な人たちです。彼らは多くの時間を費やしていて、多くの称賛に値します」

ダニエル・ランバートは支持者にも感謝の思いを伝えている。「9月26日に戻ってきます。この件に関する権限について私たちの指摘が認められ、裁判所は権限がないという判決を下すと信じています。9月26日もまたみなさんの応援をお願いできればと思います」

最後にモウグリ・バップはマイクを手にして次のように語っている。「パレスチナを話題にしてください。ジェノサイドを話題にしてください。それが現実に起きていることです。この裁判は目を逸らすためのものでしかありません」

ウェストミンスター地方裁判所の前ではニーキャップの面々が出廷する前から活動家によるスピーチやミュージシャンによるパフォーマンスが行われていた。

今年5月、ニーキャップはモ・カラの起訴を受けてで罪状を「否定」しており、「自分たちを猛烈に弁護していく」と述べている。「これは政治的な取り締まりだ。これは関心をそらすためのカーニバルだ。自分たちが論点などではない。大量虐殺が問題なんだ」

ニーキャップはハマスやヒズボラを支持しているという説に対して否定しており、個人に対する暴力を煽動しているわけでもないと述べており、映像は「意図的に文脈から切り離された」ものだとしている。

6月の初公判時、ウェストミンスター地方裁判所にはポール・ウェラーも足を運んでおり、ポール・ウェラーは人種差別に反対する活動をUKで行っている「ライヴ・ミュージック・ヘイト・レイシズム」がニーキャップについて出した公開書簡に賛同して署名していた。昨年11月、ポール・ウェラーはノエル・ギャラガーと共にニーキャップのロンドン公演を訪れている。ニーキャップとポール・ウェラーは昨年、ガザを支援するチャリティ公演にも共に出演している。

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