ニーキャップはアイルランドのサッカー・クラブであるボヘミアンFCとのコラボレーションでアウェイ用のユニフォームを発表しており、パレスチナ難民キャンプへの支援を募る形となっている。
ダブリンを拠点とするボヘミアンFCはファンが所有する非営利のクラブで、ニーキャップはアイルランドとパレスチナの人々の間にある「揺るぎない絆」に捧げる形で1試合限りのユニフォームをデザインしている。
ユニフォームはアイルランドの国旗とパレスチナの旗を基調としたもので、ニーキャップの楽曲にちなんだ「権利」を意味する「C.E.A.R.T.A.」の文字が首の内側に縫い付けられている。
このユニフォームは収益の30%がパレスチナ・ヨルダン川西岸のベツレヘムのアイーダ難民キャンプにあるラジー・センター内のコミュニティ・ジム、ACLAÍ パレスチナに寄付される。この資金はキャンプ内のアーティストが自身の音楽を録音・制作するための音楽スタジオの建設に使われる。
ユニフォームは現地時間12月16日・17日13時から19時に本拠地ダリーマウント・パークで販売され、残った場合は12月18日にオンラインで販売される。
ボヘミアンFCで最高商務責任者も務めるニーキャップのマネージャーのダニエル・ランバートは次のように語っている。「数ヶ月にわたるニーキャップとACLAÍ パレスチナとの多くの取り組みを経て、ユニフォームを発表できることを喜んでいます。今や世界中で知られる存在となり、アリーナをソールド・アウトにして、フェスティバルのヘッドライナーを務めるなど、バンドの躍進は目覚ましいものです」
「さらに感慨深いのはますます多くの人々に訴え続け、道徳的信念を揺るぎなく貫いているのを目にしていることです。アイルランド語で、世界中の抑圧されている人々の権利を擁護しながら、こうした活動を成し遂げたことは多くの人にとってインスピレーションとなっています」
ニーキャップはパレスチナの人々への支持を表明したことで2025年に数々の報道がなされてきたが、モウグリ・バップは次のように述べている。「この世界で抑圧に屈することなく、パレスチナの人々との連帯を示して、毅然とし続けているスポーツのクラブはほとんどありません。ボヘミアンFCはその一つで、ダリーマウント・パークに看板を掲げ、試合を観戦するなど、このクラブの一部に関われたことはニーキャップにとって光栄なことです」
「私たちは常に彼らと共にあり、そうすることでパレスチナ人アーティストが活躍できる場を作ることに貢献できることは特別なことです。できるだけ新しいスタジオでで制作された音楽をできる限り広めていきたいですし、そうしたアーティストのプラットフォームになれればと思います」
ACLAÍ パレスチナのアンラ・オカルランは次のように述べている。「ユニフォームの発売でアイーダ難民キャンプの若者たちが音楽制作を学ぶ機会が生まれ、音楽の練習や録音のためのスペースが確保されるだけでなく、キャンプ内のコミュニティにとって貴重なリソースも提供されます。このプロジェクトはアイルランドとパレスチナの連帯の象徴であり、占領による暴力と抑圧、そして西側諸国政府や多くのメディアの無関心によってパレスチナ人が強いられている孤立を克服する役割を果たします」
「ユニフォームの発売によって築かれた架け橋が、永続的な関係の始まりとなり、アイルランドとパレスチナのアーティストの間に深い絆が生まれ、いつか同じステージに立つ日が来ることを願っています」
ニーキャップは近年、ガザへの資金を募る活動を継続的に行ってきており、モウグリ・バップがツアーで1日10kmを走り、食料支援のために3万ポンド以上を集めたほか、昨年12月にはロンドンで開催された「ギグ・フォー・ガザ」に出演している。
ボヘミアンFCについてはオアシスもコラボレーションを行っており、クラブ、ミュージック・ジェネレーション・アイルランド、そしてアイリッシュ・コミュニティ・ケア・マンチェスターに資金を募るためにユニフォームが発売されている。また、フォンテインズD.C.もメディカル・エイド・フォー・パレスチナへの資金を募るため、コラボレーションのユニフォームを発売している。




























