Billy Corgan、The Beatlesに次いで2番目に大きな影響を与えたバンドについて持論を語る

Billy Corgan

スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンはザ・ビートルズに次いで2番目に音楽界に大きな影響を与えた20世紀のバンドについて持論を語っている。

ビリー・コーガンはYouTubeの「トラック・スター」にゲスト出演して、司会者から史上最高のバンドと評される様々なバンドについて質問を受けている。

ある曲の抜粋を聴いた後、ビリー・コーガンは今聴いたアーティストよりも音楽界において大きな影響を与えたのはファブ・フォーだけだったと語っている。

かけられた曲はジョイ・ディヴィジョンのデビュー・アルバム『アンノウン・プレジャー』のオープニング・トラック、“Disorder”となっている。「ザ・ビートルズを除けば、ジョイ・ディヴィジョンこそが20世紀で最も影響力のあるロックバンドだと、私は20年間ずっと主張してきたんだ」とビリー・コーガンは語っている。

「その音楽自体が物語っていると思う。他のどのバンドも成し得なかった方法でポスト・パンクというものを結晶化してみせた。そして、多くのバンドが従う模範となったんだよ」



ビリー・コーガンはさらに次のように説明している。「ポップ・ミュージックでありながら、ポップ・マーケット向けに作られたわけではない。だからこそ、人々は今でも彼らの音楽を聴いている。でも、その音楽をどう語ればいいのか? ヒット曲については“Love Will Tear Us Apart”の1曲があるだけだけど、彼らは史上最高のバンドの一つなんだ。それを主張するのは簡単なことだけど、どう伝えればいいのか分からないんだけどさ」

「ザ・ビートルズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジョイ・ディヴィジョンのような重要なバンドは他のバンドたちも自身の音楽を作れるようなテンプレートを生み出してきた。みんな、基本的にはあまり上手くないやり方でそれらのバンドを踏襲しているんだけど、必ずしもその影響が聴き取れるわけではない。だから、ジョイ・ディヴィジョンを踏襲しているバンドは400ぐらいあるわけだけど、それを聴き取れるわけでもない。おそらくそのままジョイ・ディヴィジョンを真似しようとしても、そうはならないんだ」

ビリー・コーガンは次のように締めくくっている。「そこが面白いよね。ザ・ビートルズの影響は聴き取れるけど、ジョイ・ディヴィジョンの影響は必ずしも聴き取れるわけじゃない。でも、シカゴでもポスト・ポップのミニマリズムというのは大きな存在としてあって、それは変わらず残っているんだ」

スマッシング・パンプキンズについてはニュー・オーダーのベーシストであるピーター・フックの息子のジャック・ベイツがツアー・ベーシストを務めている。

ピーター・フックは2018年に息子がスマッシング・パンプキンズに参加していることを誇りに思うと『NME』に語っている。「ビリー・コーガンはジョイ・ディヴィジョンの大ファンなんだ。その恩返しに息子を誘拐したんだよ。誰も信用しちゃいけないことがよく分かるね」

「息子は素敵な時間を過ごさせてもらっている。親にそっくりだよ。息子は久しぶりに聴いた最高のベーシストだね。ものすごく誇りに思うよ。ビリー・コーガンはものすごく素敵な奴なんだ」

スマッシング・パンプキンズは『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の30周年記念が11月21日にリリースされている。

1995年10月23日にリリースされた『メロンコリーそして終りのない悲しみ』は代表曲“Tonight, Tonight”、“1979”、“Bullet With Butterfly Wings”が収録され、全米アルバム・チャート1位、グラミー賞で「年間最優秀アルバム」や「年間最優秀レコード」を含む7部門にノミネートされている。

先日、ビリー・コーガンは『NME』に対して『メロンコリーそして終りのない悲しみ』が30周年を迎えることについて次のように語っていた。「親会社のレーベルと協力して、何らかのスペシャル・エディションを出せないか取り組んでいるところなんだ。ソロでもツアーをやることを発表しようとしていて、一環としてアルバムを称えるものにしようと思っている。他にもあるんだけど、まだ言えないんだよね」

「不思議な感じだよ、30年も経ったなんて信じられなくてさ。楽しみだけれど、同時に『この30年で一体何があっただろう?』と思うところもあるんだ」

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