スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは所有するティー・ショップが6ヶ月の間に二度の交通事故に見舞われることとなっている。
昨年10月、地元ラジオ局「WGN9」は赤のミニ・クーパーがビリー・コーガンが所有するティー・ショップのマダム・ズーズーのフロント・ウィンドウに激突したと報じていた。ビリー・コーガンの妻であるクロエは息子のオーガスタスはなんとか間一髪で逃げ延びたものの、母親のジェニーが衝突で負傷したことを明かしていた。
現地時間4月30日、地元ラジオ局「WGN9」はわずか6ヶ月後にまったく同じような事故が起きたと報じており、妻のクロエは「本当に偶発的な事故」だと述べている。負傷者は報告されておらず、建物のファサードの損害も軽微なものだとされている。
事故後、ティー・ショップのマダム・ズーズーはインスタグラムで様子を尋ねに来てくれた地元の人に感謝して、負傷者はいないことを明らかにしている。
先日、ビリー・コーガンは『NME』に対して『メロンコリーそして終りのない悲しみ』が30周年を迎えることについて次のように語っている。「親会社のレーベルと協力して、何らかのスペシャル・エディションを出せないか取り組んでいるところなんだ。ソロでもツアーをやることを発表しようとしていて、一環としてアルバムを称えるものにしようと思っている。他にもあるんだけど、まだ言えないんだよね」
「不思議な感じだよ、30年も経ったなんて信じられなくてさ。楽しみだけれど、同時に『この30年で一体何があっただろう?』と思うところもあるんだ」
スマッシング・パンプキンズは今年の夏にロンドンのガナーズベリー・パークでスカンク・アナーシーとホワイト・ライズをスペシャル・ゲストに迎えて屋外公演を行うことが決定している。
ライヴについてビリー・コーガンは次のように語っている。「ここ何年かライヴをやっていて素晴らしいのはより多くの観客になっても対応する方法が分かってきたことでね」
「若い時はそういうライヴになると怖気づいたりもしたけど、今はそういうライヴだと、揉み手をしたくなってしまうんだ。楽しみだからね。人生でも一度限りの瞬間を作れるチャンスだし、観客もそれを望んでいる。絶頂をみんなはみたいわけで、そのプレッシャーの感覚がうまくいった時はマジカルなんだよ」
ビリー・コーガンは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで開催されるブラック・サバスの最後のライヴにも参加することが発表されている。