スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、バンドをやる動機について語る

スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンは自身がバンドを続けるモチベーションについて語っている。

スマッシング・パンプキンズは先日、バンドのオリジナル・メンバーであるジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレン、長年のコラボレーターであるジェフ・シュローダー、そして新たなベーシストにジャック・ベイツを迎えたラインナップで再結成している。

再結成後の12年間で築いたものを訊かれたフロントマンのビリー・コーガンは次のように語っている。

「完璧な例を一つ教えてあげるよ」と彼は語っている。「2008年に結成20周年のツアーをした時の話なんだけどね。ジェフ(・シュローダー)やジミー(・チェンバレン)はバンドにいて、もちろんジェイムス(・イハ)はバンドにいなかったんだけどさ。当時の僕たちは、ロックンロールとはどうあるべきなのか、人々がバンドというものをどう捉えていて、どう捉えていないのかっていうことに対抗すべく攻撃的な姿勢を貫いていて、ロックンロールというものやロックンロールにおける価値というものとほとんど反対の立場を取っていたんだ。僕は当時のバンドで、今のバンドにも呼応するような、とても価値のある創造性や審美性を築けたと思っているんだよ」

「けど、周りからはそれを、『おいおい、とてもご立腹なようだね』っていうふうに受け取られてね」とビリー・コーガンは続けている。「そうじゃないんだ。僕は感情を完璧にコントロールできていたし、自分が何をしているのかもきちんと把握してたからね。僕はとても怒っているキャラクターを演じていたんだよ。それに対して自分の感情がまったく入ってなかったわけではないにせよ、アーティストとして、もしも自分自身をコントロールできていないのだとしたら、それはステージ上でセリフを忘れて手探りですべてやっているような俳優と同じだからね。僕は99%の時間は自分をコントロールできていると思うし、自分が何をやっているのかをきちんと把握しているはずだよ。僕は必ずしも名声や成功に意味を見出している訳ではないからね」

「バンドが依拠するのはそれとは正反対の所なんだよ。僕たちは、これまでに自分たちがやってきたミュージック・ビデオでも奇妙なものでも、そうしたもののために闘わなければならなかったんだ。というのも、『どうして普通のビデオを作らないのですか? そうすればもっとアルバムが売れて、人気が出るのに』っていうことをみんなから言われるわけでね。僕たちとしては『僕らは気にしていないんだ。僕たちはそういう理由でやっていないからね』ってことなんだけどね」

「つまり、バンドというもののルーツはそういう時代錯誤的でアナーキーなもので、ポップの旗をはためかせたりそこと迎合するものではないということを人々は忘れてしまっているんだよ。バンドが今もなくならないのはそういう理由なんだ」

ビリー・コーガンは同じインタヴューの中で「ヒールを演じるのは止めた」とも語っている。

「これってゴシップの類の話でさ。そう演じることもできるんだけどさ。けど、最終的にそんなことは望んでないわけでね。僕が望むのは、みんなに音楽を聴いてもらうことだからね」とビリー・コーガンは「ラウドワイヤー」に語っている。「『ニューヨーク・タイムズ』誌でインタヴューしてくれた人が載せてくれたかは分からないんだけどさ、僕は『もうそういう男を演じるのは止めたんだ』って言ったんだ」

ビリー・コーガンは続けて語っている。「ああしてたのは楽しかったからなんだけどさ。楽しいと思っていたんだよ。僕は何年にもわたって、とりわけ有名人たちがどう扱われているかという点において、多くのメディアにおける偽善性をうまく突いてきたと思っているんだ。彼らは基本的に僕たちの作品には興味を持っていなくて、彼らが興味を持っているのはむしろ、僕らの作品でクリックを稼げる機会が作れるのかとか、そういうことなんだよ」

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