スマッシング・パンプキンズは『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と『マシーナ/ザ・マシーンズ・オブ・ゴッド』の続編に当たる作品をリリースすることを発表し、『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の25周年ツアーを行うことも明らかにしている。
『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の続編について噂が広がる中でビリー・コーガンは現地時間10月22日にYouTubeでアルバムに取り組んでいることを明らかにしている。
「『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と『マシーナ/ザ・マシーンズ・オブ・ゴッド』の続編に当たるアルバムなんだ」とビリー・コーガンは語り、33曲に及ぶ新たなアルバムが3部作を締めくくるとしている。
「ロック・オペラのような感じなんだ」とビリー・コーガンは語り、次のように続けている。「いろんな意味で始めたものの当時は完成させられなかった円が閉じるような感じなんだ。だから、すごく興奮しているよ」
ビリー・コーガンはその新作について「1人のキャラクターによるコンセプト的な土台」があり、その新しいキャラクターについて「まもなく」明らかになるだろうとしている。
加えてビリー・コーガンは新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着いた際には『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の25周年を記念したツアーを行いたいと述べている。
ツアーは「完全なるアリーナ・ツアー」になるとのことで、レアな楽曲も含めてアルバムの「物語を語る構造」になるとしている。
「最終的には3枚のアルバムそれぞれで別の公演を行うこともできるよね」と彼は語り、ライヴにはスペシャル・ゲストも招く予定だという。
『メロンコリーそして終りのない悲しみ』はスマッシング・パンプキンズのサード・アルバムで、“1979”、“Tonight, Tonight”、“Bullet With Butterfly Wings”、“Thirty-Three”といった楽曲が収録されている。
ビリー・コーガンは『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と『マシーナ/ザ・マシーンズ・オブ・ゴッド』の続編の後には10曲を収録したアルバム『シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライト VOL.3』がリリースされるとのことで、「75%が完成している」と述べている。
ビリー・コーガンはドラマーのジミー・チェンバレンと共に生配信のQ&Aセッションを行うことが決定している。
ビリー・コーガンは2018年にも『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の25周年ツアーを行いたいと語っている。
一方、スマッシング・パンプキンズは11月27日に『CYR』をリリースする予定となっている。今月、新作からは“Anno Satana”と“Birch Grove”が公開されている。