ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンの妻、事件の2ヶ月前に計画を明かされていたと語る

ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンの妻であるグロリア・ヒロコ・チャップマンは、マーク・チャップマンがニューヨークでジョン・レノンを射殺する2ヶ月前に、彼が殺害する計画を明かしていたと語っている。

『ザ・ミラー』紙によれば、グロリア・ヒロコ・チャップマンはマーク・チャップマンが自身のために一度は殺害を諦めたとし、彼が元々使おうとしていた銃を一度廃棄したとも語っているという。

次で10度目となるマーク・チャップマンの仮釈放申請に先立ってグロリア・ヒロコ・チャップマンは次のように語っている。「マークが刑務所に何年いたかは問題ではありません。私は彼を待っていますから」

ジョン・レノンは1980年の12月8日にオノ・ヨーコと暮らしていたニューヨークのダコタ・ハウスでマーク・チャップマンによって40歳で殺害されている。マーク・チャップマンはジョン・レノンを殺害した罪で20年から終身までの無期刑の判決が言い渡されている。

グロリア・ヒロコ・チャップマンは、ジョン・レノン射殺のニュースを見た時に夫によるものだと確信したことを明かしている。

「私はそれがマークによるものだと確信していました。どうして分かったのかというと、2ヶ月前にマークがニューヨークを訪れていたからです。マークは怯えたように家に帰ってきて、有名になるためにジョン・レノンを殺害しようとしていたことを私に明かしてくれました。けれど、マークは私の愛が彼を引き止めてくれたとも言っていました」

その後、マーク・チャップマンは再びニューヨークを訪れることを妻に伝えているが、グロリア・ヒロコ・チャップマンはそれがジョン・レノン殺害を実行するためのものだとは思わなかったという。

「マークが再びニューヨークに行くことを大丈夫だと感じたのは、大人や夫として成長するために、自分の人生について考える時間が必要だと彼が言ったのを信じてしまったというのが唯一の理由です」

「私たちがずっと幸せな結婚生活を送れるように、少しの間1人でいることを耐えてほしいと彼は私に言ったのです。彼は銃を海に投げ捨てたと言っていて、私はそれを信じていました。でも、彼は嘘をついていたのです」

事件が起こった日についてグロリア・ヒロコ・チャップマンは「人生で最も暗い夜を過ごした一日」だと語っている。

「仕事を終えて家に帰ってきて、夕食を作って、テレビで『大草原の小さな家』を観ていた時に、唐突にテレビ画面の下に文字が流れてきたのです。『ジョン・レノンがニューヨーク・シティで白人の男による銃撃を受けた』と。あの晩、私の人生は劇的に変わりました」

「それ以来、私はマーク・デヴィッド・チャップマン夫人として、殺人犯の妻、それも単なる殺人犯ではなく、世界中の何百万人もの人々に知られ、愛されていた人物を殺害した犯人の妻となりました」

オノ・ヨーコは2015年に「ザ・デイリー・ビースト」とのインタヴューの中で当時8度目の仮釈放申請が却下されていたマーク・チャップマンについて、彼は決して釈放されるべきではないとして、今でも彼のことを恐れていると語っている。

「チャップマンのことを考えるのはとても難しいことです……というのも、それが悪いことだと思っていなかったようですから。彼について一つ思うことは、一度やったからには再度他の誰かに行ってしまう可能性があることです。それは私かもしれませんし、ショーンかもしれませんし、他の誰かかもしれません。だから、そのことを案じているのです」

ポール・マッカートニーは今年3月にザ・ビートルズのバンドメイトだったジョン・レノンを偲んで銃規制を求める「マーチ・フォー・アワー・ライヴス」に参加している。

CNNに今回のデモ行進についてポール・マッカートニーは次のように語っている。「これが僕らにできることであり、だから、こうしてやっているんだ。僕の親友の一人がまさにこの街で銃による暴力で殺害されたんだ。銃の問題は僕にとって重要なことなんだよ」

10度目となるマーク・チャップマンの仮釈放申請については8月20日からの週に審議会が行われる予定となっている。2年前の前回の審議会で、再犯を犯す可能性があるとして申請は却下されている。

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