オジー・オズボーンの息子であるジャック・オズボーンと妻のシャロン・オズボーンはウイルス性疾患の治療を終えて退院したオジー・オズボーンの現在の様子について明かしている。
ジャック・オズボーンとシャロン・オズボーンはアメリカのテレビ番組「アクセス」に出演して、オジー・オズボーンの現在の健康状態に言及している。
オジー・オズボーンは先月、ウイルス性疾患の合併症のために病院に入院しており、肺炎を患ってしまうことが懸念されて容態が回復するまで集中治療を受けていることが報じられていた。彼はその後、気管支炎を患って、自宅で療養するために計画していたツアーのキャンセルを余儀なくされている。オジー・オズボーンは現在は退院しているものの、6週間の自宅静養が必要との指示を医師から受けているという。
ジャック・オズボーンは今回、5週間弱の入院生活を終えて南カリフォルニア大学のケック病院から退院したオジー・オズボーンの様態について次のように語っている。「そうだな、もしこれが基準になるのであればだけど、父は今いろいろなことに対して文句を言っているよ。いつもの生活に戻ったんだ。すべてが順調という感じだね」
シャロン・オズボーンは次のように続けている。「彼が文句を言うのは元気の証なのよ。惨めな感じなら、それは彼が元気ということなの」
ジャック・オズボーンは次のように語っている。「元気な時はいろいろなものを標的にするんだ。『これは違うぞ』みたいな感じでね。医者を呼んで欲しいくらいだよ」
オジー・オズボーンは昨年の10月にも右手親指のブドウ球菌による感染症が原因で入院しており、複数の公演のキャンセルを余儀なくされている。
オジー・オズボーンは現地時間5月24日に全米ツアーの初日として出演するオクラホマ州プライアーのロックラホマ・フェスティバルからツアーを再開させる予定となっている。
オジー・オズボーンは2017年の11月に、2年間におよぶ最後となるワールド・ツアーを行うことを発表している。
オジー・オズボーンはツアーについて次のように語っている。「俺はこの最後のツアーを、過去50年以上にわたって俺の音楽を楽しんでくれたファンやすべての人を祝福するようなものにしたいと思っているんだ」
オジー・オズボーンはその後、最後となるツアーについて、パフォーマンスから完全に引退するわけではなく「あくまでワールド・ツアーはもうしない」ということに過ぎないと釈明している。