グリーン・デイは何かを予告するような一連の写真をソーシャル・メディアに投稿して、ファンの間で様々な憶測が広がることとなっている。
グリーン・デイは先日、現地時間7月19日に新曲をリリースする可能性が報じられていた。当該の報道は噂に過ぎなかったことが判明したものの、今回バンドはソーシャル・メディアに一連の写真を新たに投稿して、何かを発表する可能性が再び取り沙汰されることとなっている。
バンドメンバーであるビリー・ジョー・アームストロング、マイク・ダーント、トレ・クールの3人はリハーサルで撮影されたと思われる自分の写真と共に、同じ角の生えた牛の写真をそれぞれのインスタグラムに投稿している。
ファンは彼らの投稿に様々なコメントを寄せており、多くのファンが新曲や新たなツアー、待望されている『ドゥーキー』の25周年を記念したアニバーサリー公演の発表に期待を寄せている。
グリーン・デイはメジャー・デビュー・アルバムとなる『ドゥーキー』を1994年にリリースしており、“Longview”や“Basket Case”、“When I Come Around”を初めとした5曲のヒット・シングルが収録されている本作はこれまでに世界で2000万枚以上を売り上げている。グリーン・デイは昨年、本作やその次にリリースされたアルバムである『インソムニアック』の全編リハーサルを行ったことが明らかになっており、ファンの間では『ドゥーキー』の25周年を記念したツアーへの期待が高まっている。
「いろんな想いと感謝が多大なる『ドゥーキー』の25周年にはあるんだ」とフロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは今年2月に25周年を迎えた『ドゥーキー』への思いを述べている。「何か特別なこともしたかったんだけど、浮かばなかったんだよね。アルバム全編をエジプトのピラミッドでかけるとか、マチュ・ピチュでジャムをやるとか、ヴィッジャーノで限定ライヴとかさ。どれも実現しなかったんだけどね。でも、落ち込んでるわけではないんだ。2019年は来てしまったわけだしさ」
ビリー・ジョー・アームストロングは昨年12月にグリーン・デイとしての新曲に取り組んでいることを明かしているほか、グリーン・デイは今年10月29日に初となる書籍『ラスト・オブ・ジ・アメリカン・ガールズ』を刊行することも発表されている。本書はビリー・ジョー・アームストロング、マイク・ダーント、トレ・クールが共同で執筆しており、書名は『21世紀のブレイクダウン』に収録の楽曲“Last of the American Girls”に由来している。イラストは漫画家のフランク・カルーソが担当している。