The 1975のMatty Healy、イスラエルとパレスチナの両方で公演を行いたいと語る

The 1975

ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは不安定な政治情勢が続いているイスラエルとパレスチナの両方の地域で公演を行いたいと語っている。

マット・ヒーリーは『NME』とのインタヴューに応じて、政府が自分たちの意志を反映してくれていないと感じているファンがいる「地域に行くことは他の誰よりも自分の仕事のような気がしている」と語っている。

自身のイデオロギーに反するような地域で公演を行うことに躊躇いを感じないのかと訊かれると、マット・ヒーリーは次のように答えている。「感じないよ。そういう抑圧的な思想の犠牲になっている人たちがいるわけでさ。それに、俺は外交官でも政治家でもないからね」

「パレスチナとイスラエルの問題もそうだよね。俺はそのどちらの場所でも演奏するよ。どちらかの側に立つということではなく、そこには政府と異なる考えを持っている若者たちがいるわけでさ。政治的なイデオロギーが原因で荒廃していたり、分断されてしまった国において人々を結びつけることができるのは、カルチャーや芸術だけだと俺は信じているんだ」

イスラエルとパレスチナの問題をめぐっては、ウルフ・アリスやポーティスヘッド、シェイムらが政府による弾圧が続いているパレスチナの人々への結束を示すために文化的なボイコットを奨励する運動への支持を表明している。

マット・ヒーリーは続けて先日ドバイで行った公演を振り返り、10代の少女たちを中心とした多くのファンが自身の公演に来ることができなかったのが「悲しかった」として次のように語っている。「歩いている時にたくさんの子供たちと会って、その子たちに『ショウに来るかい?』って訊いたんだ。そうしたら、『行けないわ。父が行かせてくれないの』とか、『宗教のせいで行けないの』っていうことを言うわけでさ」とマット・ヒーリーは語っている。

「悲しいよね。芸術というのは全員のためにあるものだと思っているのに。まあ、でも理解できるよ。俺は何というか、主張の強いバイセクシャルというか、何であれそういう人だからさ。父親たちは俺の雰囲気が気に入らないんだと思うよ」

ザ・1975は現地時間8月23日にレディング・フェスティバルで初となるヘッドライナーを務めており、『NME』は彼らのステージについて「イギリス最大のバンド」が「時代精神を捉えた瞬間」だったと評している。

ザ・1975はこの日、来たる新作『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』のファースト・シングルとなる“People”からステージを始めているほか、同作より未公開楽曲も披露されている。

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