いまだ記憶に残る独創的なバンド“たま”のメンバーであった柳原陽一郎。
「さよなら人類」「オゾンのダンス」を筆頭に、この人の作った歌は「近未来への警鐘か?」「環境問題を茶化してる?」「うまいこと言ったもんだなぁ」と思う曲がとても多かった。
昨年末にリリースされた通算10作目のアルバム『小唄三昧』にしても、まさに柳原の面目躍如とも言える好作だ。
なにしろ歌詞もサウンドも小粋で痛快。
居酒屋ノリのぼやき話にシリアスな怒り、はたまた崖っぷちの恋……などがユーモラスにシニカルに歌詞にされているかと思えば、サウンドのスタイルも振り幅が広い。
ロック、フォーク、ブルーグラス、ブギ、アイルランド民謡、日本のドドンパに小唄……とジャンルレスに披露されていく。
その『小唄三昧』のツアーも、いよいよ自由学園 明日館講堂で千秋楽を迎える。
時間を越えて佇むフランク・ロイド・ライト設計の館で、時代や国の垣根を越えた曲たちが歌われる。
しかもサポートメンバーがレコーディングにも参加した、望月太左衛(太鼓ほか)、ハンバートハンバートの佐藤良成(バイオリン)、井上太郎(マンドリン)、田嶋真佐雄(ウッドベース)という、これまたジャンルレスな顔ぶれ。
“たま”時代の曲も似合いそうな編成だと思ったら、『小唄三昧』の収録曲はもちろん、これまでのオリジナル曲も披露されるとのこと。
邦楽とブルーグラスと民謡のミクスチャーとも言える“柳原流新歌謡”による夕べ、期待は高まるばかりだ。
小唄三昧の旅 東京アッパレ篇
2019/9/15(日)池袋 自由学園 明日館講堂
開場 16:30 / 開演 17:00
前売 4,500円 / 当日 5,000円
参加メンバー
望月太左衛(太鼓、他)、佐藤良成(バイオリン)、井上太郎(マンドリン)、田嶋真佐雄(ウッドベース)
会場 HP:https://jiyu.jp/
ライブ詳細 http://musicforlife.co.jp/prdct/event/19/190915.html
※チケットは各プレイガイド、Music For Life ONLINE SHOPで発売中です。
○チケットぴあ http://t.pia.jp tel. 0570-02-9999 / Pコード:157-040
○ローソンチケット http://l-tike.com(Lコード:76451)
○e+ http://eplus.jp/
問)Music for Life:03-5738-8905
ライヴ情報
11/30(土)高松 RUFFHOUSE
【柳原陽一郎LIVE 2019~四国の至福@高松】
開場 19:00 / 開演 19:30
予約 3,000円 / 当日 3,500円(1オーダー別途)
ご予約ページはこちら
問)ラフハウス:ruffhouselive@gmail.com
※ ご予約受付期間:8/30(金)12:00~11/29(金)23:59まで
ご入場順は、ご予約の方が優先となっております。
12/1(日)高知 Sha.La.La
【柳原陽一郎LIVE 2019〜四国の至福@高知】
開場 17:30 / 開演 18:00
前売・予約 3,000円 / 当日 3,500円
オープニングアクト)カラス
問)ライブハム : Tel 080-5663-2255
※前売りチケットは高新プレイガイド(Tel:0888-25-4335)で9/2から
お求めになれます。電話予約はライブハム(Tel : 080-5663-2255)、
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