JESSE主催、”希望を届ける”フリーライブ「- Bring The HOPE Project – 戸越の日10TH ANNIVERSARY」が戸越公園で開催
アコースティック・ギターを手にしたJESSEのパフォーマンス は、開催当初と変わらないスタイル。
フリー・スタイルで繰り広げられるリリックには、地元やイベント のエピソードも織り交ぜられ、一気に会場を沸かせた。
トップバッターには戸越小学校の子供達を中心に結成された「児童 館子供バンド」のthe crazy’s。
会場からは祝福ムード満載の拍手で迎えられ、 プレッシャーを微塵も感じさせることなく、全3曲を堂々と披露し た。
そして開始早々から急遽出演が決定したという、SPYAIRから IKEとUZが登場すると大きな歓声で溢れる。
究極のフリーイベントでありながらも、 いきなりのこのアナウンスには”さすが戸越の日!” と思わされる。
アコースティックギターとボーカルという最小編成で「 サムライハート」を演奏し、全ての友達に向けられた「My Firend」では手拍子が沸き起こり、 イベントに大きな花を添えるステージを見せた。
多彩な顔ぶれが次々と出演する中でヒューマンビートボクサーのK AIRIのステージではJESSEもフリー・スタイルで参加、” 俺は戦争を起こす気は無いから武器は持たない。武器は音楽だ!” というフレーズが、このイベントの意義でもある希望と、 音楽が持つ希望が重なって、 一人一人の胸の奥に届けられた気がした。
次に、 朝までボーリングをした仲でもあるというエピソードを交えてステ ージに呼び込まれたAIと、 別のステージがあるにも関わらず駆けつけたCharが登場。
2人の作品でもある『Breathe』、暖かく力強い歌声で” この戸越の夜も”と歌われた『ハピネス』を観客と共に熱唱し、 祝福ムードでステージを後にした。
多国籍な面々で今日1番の大所帯のDef Techは「RIZEなくしてDef Techなし、The BONEZなくしてDef Techなし!」と、Microから発起人でもあり長きに渡る友人でもあるJE SSEへの愛に満ちた言葉からスタート。
『Catch The Wave』では会場中の手が波打ち、珠玉の名曲『My Way』ではShenがステージを降り、 正に観客と一体となってパフォーマンスを披露。最後まで会場中を踊らせてステージを後にした。
続いて、渋谷龍太からの「 楽しい音楽をやってるからっていう理由だけで来た!」 という宣言でライブの口火を切ったSUPER BEAVER。
アコースティック・セットで臨んだステージにも関わらず、 熱い想いが詰まった演奏に観客も惹き込まれていく。
「音楽とあなたの人生が、最高のものになりますように」 と歌われた『証明』。このイベントを通して、 独りきりではないということに背中を押してくれるような、 力強いメッセージで深く心に響かせてくれた。