怒髪天とウルフルズが、思い出の十三ファンダンゴで対バン

ライブハウスでウルフルズを観るというタダゴトではない時間はあっという間に過ぎていった。

続いて怒髪天が登場。

その様を階段で見ていた増子直純(Vo)は「俺たちを殺しにかかっている!!」と、対バン相手への十分すぎる手ごたえを吐露しつつも、『情熱のストレート』『HONKAI』など十八番をぶち込んでくる。男の友情を歌った『オレとオマエ』でファンダンゴへのありったけの愛を語り、『NINKYO BEAT』『GREAT NUMBER』というザ・怒髪節ではコブシをうならせる。

まだタイトルも未定の新曲をおしげもなく披露したかと思えば、札幌時代に作った『流れる雲のように』でもじっくり聴かせる。そんな中、怒髪天 “再生劇”の代表ともいえる『サムライブルー』は、何かしら落とし前をつけにきた凄みを感じた。

『酒燃料爆進曲』ではエア盃で35周年に祝杯をあげ、年を重ねるごとにタガが外れる『オトナノススメ』では過去最高に大はしゃぎ、最後は『実録!コントライフ』で“笑って笑ってさようなら”。

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