ゲスの極み乙女。大阪・フェスティバルホールでツアーファイナル! 来年6月のアリーナ公演を発表

この後も、「デジタルモグラ」では「全く物怖じしない若手芸人」として、お笑い芸人 新作のハーモニカの2人が曲中でラップを披露したり、「いけないダンス」では「動きがいけないダンサー」として、ダンサーが激しい踊りで魅了したりと、様々な「変人」が登場。「颯爽と走るトネガワ君」からはホーンセクションが加わり、華やかな雰囲気が漂うと、「ホワイトワルツ(adult ver.)」では一転、「ウッドベースも上手すぎる独身32歳」と紹介された休日課長がウッドベースをプレイし、アダルトな雰囲気を作り上げる。

ゲスの極み乙女。

写真:渡邉一生

ステージ上に登場した司会の2人が「さあ、ここから後半戦です!」と告げると、客席から急に「すいません!人選のセンスです!」との声が。ここでは今年5月のライブで「ゲスの極み乙女。のライバルバンド」として紹介され、配信シングル「私以外私じゃないの2」を発表していた「人選のセンス」が、川谷がネットで見つけたアマチュアのミュージシャンだったことが明かされ、「本家」ゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」に続いて、人選のセンスが「私以外私じゃないの2」を初披露。川谷が「ネットで人選のセンスを本気で叩いてる人いたけど、みんな正気?」と語りかけて始まった「ノーマルアタマ」では、「ゲスの極み乙女。を観に来た人々」としてオーディエンスも「変人」として映し出され、こういうドキッとするようなブラックジョークも面白い。

終盤では「セルマ」で「失恋を引きずりすぎる女」、「パラレルスペック」で「片想いを続けすぎる男」という男女のADの恋愛模様が展開され、「猟奇的なキスを私にして」のラストで男が女にキスをしようとするも、結局投げ飛ばされてしまうというオチ。仕事に戻ったADが川谷にカンペを掲げ、カメラが向くと、そこには「キラーボールで踊りませんか?」の文字が。もちろん、そこから「キラーボール」が始まり、間奏ではちゃんMARIが「小学生で音楽理論をマスターしたピアニスト」として紹介されるなど、客席は大盛り上がり。最後に川谷は「こんな変なライブに来てくれてありがとうございます」と笑い、「人との繋がりで助けられたから、いろんな人と関わってライブをしたかった」と企画の趣旨を説明。「アオミ」を届けて本編を締め括った。

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