THE MAN with チャーリー・コーセイ「ルパン THE 3rd 殺しの唄」

夏の終わりを迎える8月31日、THE MAN with チャーリー・コーセイ「ルパン THE 3rd 殺しの唄」が、ビルボードライブ東京にて開催された。
先にリリースされた、メジャー2枚目となる最新コンセプトアルバム『Taboo 殺しの唄』(THE MAN with チャーリー・コーセイ)は、ルパン三世のTVファースト・シリーズをこよなく愛す、冷牟田 竜之プロデュースによるアルバムで、そのシリーズの楽曲カバーが多数収録されている。このコンセプトアルバムの再現が目撃出来る、貴重な機会ということもあり、多くのファンが駆けつけた。

薄暗い会場にSEが響き渡り、黒のライダースを纏ったメンバーが、次々とステージに上がる。赤い照明に照らされたステージから、加藤 洋平(Key)の妖しい音色と共に始まりが告げられた。空気を一瞬で変え、”殺しの唄”の世界へ誘うかのように、引き込んで行く。続いて冷牟田 竜之(alto sax / agitate-man)がステージに現れ、「Let Me Burn」が始まる。ここがビルボードであることを忘れるくらいに、客席からは”Oi”コールが沸き起こり、サポートベーシストのツタヤトシヒコが奏でる轟音ベースが響く。静寂と狂気に満ちた世界を魅せる「The Man Still Standing」では、飯川 賢(trumpet)の旋律が、一瞬にして会場をスカ一色に染める。

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