y’s presents 貴ちゃんナイト vol.7

続くは、本イベントの大トリである高野寛の登場。「久しぶりに歌った」と話す1曲目は、NHK FM「ミュージックスクエア」のオープニングテーマにもなっていた「Cheerio!」。当時、中村貴子の番組を聴いていた人にとっては懐しいセレクトであったはず。当日は、出演者に因んだカクテル (静岡出身である高野寛は、オレンジジュースのカクテル)がラインナップされたのだが、更に因んだ「オレンジ・ジュース・ブルース」が披露され、大きな拍手が送られた。

続いて、25周年を記念して発売された「TOKIO COVERS」より、ワンダーフォーゲル (「くるり」カバー)が始まると、暖かな雰囲気に包まれ「1番有名な曲です」と奏でられたのは、なんと「グリーンダカラちゃん」。一瞬の笑いの後に名曲「虹の都へ」が続け様に演奏されると、一気に会場中の熱気が上がった。
「デビュー当時からラジオに呼んでもらってて、こうやってイベントにも呼んでもらえるのは嬉しい」と、中村貴子への感謝の気持ちが述べられ、ラストを飾ったのはデビュー曲でもある「See You Again」。鳴り止まない拍手の中、本編は終了した。

アンコールに迎えられ、高野寛、田中和将、カミナリグモがステージにあらわれる。「一日中楽しい」と話す田中和将と共に、披露されたセッション曲「風待ち」に惜しみない拍手と笑顔が会場いっぱいに広がる。最後のプレゼントとして送られた高野寛の「ベステンダンク」には、ハンドクラップで応え、心から最後までこのイベントを楽しむオーディエンスの姿が残った。

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