8月14日、東京・TSUTAYA O-EASTにてBAROQUEが「TOUR 2015 OPENYOUR WORLD AND SEE THE LIGHT [sun]」を行なった。本公演は11公演目(BAROQUE SPECIAL FILMING LIVE FOR BLU-RAY DISCを含む)となる6月から続いたツアーファイナルでもあり、全国各地で表現・共有してきたアルバム「PLANETARY SECRET」 を中心に、彼らが新たに手にした生命力を感じ、共有するステージとなった。
SEに導かれ、暗転したステージへBAROQUEとサポートメンバーのTOKIE（B）、かどしゅんたろう（Ds）が登場。暗闇を割くかのような眩いライトに照らされ、圭(Gt)の幻想的なギター・アルペジオから始まる「PURIFY」が放たれると、一気に会場を引き込んでいく。怜(Vo)の生命力溢れる声が響き渡る「PLANETARY LIGHT」、手拍子が沸き起こった「DREAMSCAPE」と、オープニングから一体となる会場が、BAROQUE独自の世界に染められていく。怜からメンバー紹介が入り、最初に紹介されたかどしゅんたろうからは「宜しく渋谷！」と会場を盛り立てる。続くTOKIEからも「今日は楽しみましょう」と、BAROQUEに欠かせないメンバーである2人に、会場からも大きな拍手が送られる。圭の紹介では、豪快なギターサウンドで応え、次の楽曲へ入ろうとすると、会場からは怜を呼ぶ声が響き、笑顔で応える怜から「SKY WALKER」が告げられる。
静寂から、かどしゅんたろうの激しいドラミングが響き、TOKIEのコーラスが優しく囁かれる「SWALLOW THE NIGHT」では、メロディアスでありながらダイナミックな圭のギターに、会場中が共鳴する。鼓動を打つようなステージ・ライティングが印象的な「SILENT PICTURE」、名作「sug life」の楽曲に続き「ヒトのイロ」「exit」では、過去の楽曲とは思えないほど溶け込み、現体制でのBAROQUEが放つエネルギーやアンサンブルが、如何に進化しているかがわかる。怜の煽りから「black bane」に続くと、音源化されていないにもかかわらず、そのエネルギーに満ちたロックチューンに会場が解き放たれ、会場を沸かせた。
