bird 15th Anniversary Special – sings Early Years『bird』&『MINDTRAVEL』-

12月8日、Billboard Live TOKYOにて開催されたbird 15th Anniversary Special – sings Early Years『bird』&『MINDTRAVEL』–は、デビュー15周年を迎えたbirdが1stアルバム「bird」と、 2ndアルバム「MINDTRAVEL」からセレクトした楽曲のみを披露する、スペシャル・ライブである。

一夜限りのライブは、1st/2ndステージ共にソールド・アウトとなり、今尚色褪せない名曲を求めて多くのファンが集まった。
バンドメンバーも、「The N.B.3」「The N.B.4」でお馴染みのGENTA(dr)、澤田浩史(b)、田中義人(g)、金子雄太(key)に渡辺貴浩(key)、Meg(bgv)と、豪華メンバーが集結した。

GENTA氏と田中義人氏は、デビュー時からの関わりで往年のファンにとっても馴染みが深い。金子雄太氏は、「The N.B.3」としてライブ、また名曲揃いの「NEW BASIC」にも参加し、近年のbirdに欠かせない存在となっている。昨年リリースされた「9」では、「The N.B.4」として澤田浩史氏が加わり、彼もまた、デビュー時からの関わりがある。さらにサウンドプロデューサーとしても活躍中の渡辺貴浩氏、コーラス・ユニット「恐山Crew」としても定評のあるMegと共に作られるステージは、まさに15周年に相応しい編成となった。

優しいアコースティック・ギターのアルペジオで始まりを告げたステージは、「15年、こうして歌ってこれたことが嬉しい」と話す、birdの言葉そのままに、温かさに満ちている。1st、2nd共にプロデューサーを務めた大沢伸一氏との制作秘話をGENTA氏と田中義人氏から明かされるなど、和やかな雰囲気が続く。

アップテンポなナンバーから、しっとりと聴かせるバラードまで組み込まれた楽曲構成からは、如何にジャンルレスな広がりを魅せる楽曲と、グルーヴィーな歌声、それを乗せる歌詞が当時からあったかを改めて認識させられる。そして”色褪せない名曲”と語られる理由も、今も昔も変わらず求め続けるオーディエンスがいるからこそである。

全楽曲を終えたステージ・客席では、会場いっぱいに溢れた至福で包まれていた。それは15周年、また誕生日(公演翌日12月9日はbirdの誕生日)をbirdと共に祝うことが出来たからであると同時に、16年目に立つbirdの未来をこれからも見続けたいという想いが、会場にいた全ての人にあったからだ。

1月15日のBillboard Live OSAKA公演についても一夜限りのライブとなるので、このスペシャルなライブを是非、見逃さないで欲しい。


取材:2014.12.08
撮影:Hiromi Morimoto
インタビュー:Atsushi Tsuji(辻 敦志) @classic0330