The BONEZ 圧巻のツアー・ファイナル!2019年には4都市に及ぶZeppツアーが開催決定!

「遂にZEPP TOKYOに立つ日が来たんだなと。PTPは俺にとって大人の青春だった。3日前にKに似てるそっくりな奴が夢に出てきて、俺に渡したいものがあるって牛丼にフォークを刺して持って来たんだ。実は牛丼はアメリカにいるときによく二人で食ってた食べ物だったのね。あいつはそっくりさんじゃなく、Kだったんだなって目覚めてから思ったよ。だから今日は牛丼食ってからこの会場に来たんだ。」(T$UYO$HI)

写真:TAKAHIRO TAKINAMI

「いろいろあるけど、船は進んでいく。一緒に生きていきましょう!」(JESSE)
後半は「Friends」、「Leaf」と続き、「次の曲はずっとやりたかった、ライヴハウスの曲」とJESSEが前置きし「Place of Fire」、そして本編最後は「SUNTOWN」をプレイ。全ベクトルにエネルギーを解き放つ曲調は、新たなアンセム・ソングと言っても過言ではない求心力を誇示していた。

写真:TAKAHIRO TAKINAMI

アンコールに応えると、JESSEはKに対する積年の思いを吐露する。「Kとは月と太陽ぐらい違う。PTPは解散してないけど、やれない。俺はKの寿命は伸びたんじゃねえかって。GUNDOG、PTPをやって寿命が伸びたんじゃねえかと考えるようになった」と。さらに話は続き、The BONEZのメンバー4人とKのお墓や自宅に訪れたこと、JESSEが以前にKにあげた腕時計のことにも触れつつ、「今日はあいつ(K)をここに連れて来た。K、聴いてくれ」と付け加えた後、T$UYO$HIがKに対する思いを綴った「Sun forever」を披露。ステージ背面のスクリーンにはKとの思い出を刻んだLAの空、海、街並などが映像で流れ、曲の後半に入ると、JESSE、T$UYO$HIがそのスクリーンを見つめながら演奏に没頭する様が印象的であった。

写真:Yoshifumi Shimizu

それからZEPP TOKYOの方角を向いてプレイしたMV曲「Thread&Needle」も飛び出すると、ウォー!ウォー!と特大の大合唱が渦巻き、思わず涙腺が緩むほど感動してしまった。
ラストはZAXによる怒濤のドラミングがフル回転した「See you again」で締め括り、全23曲約2時間40分に及ぶパフォーマンスは終了。メンバー4人は丁寧に別れの挨拶をすると、ステージ下に降りて観客とハイタッチし、喜びを多くの人たちと分かち合っていた。

写真:TAKAHIRO TAKINAMI

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