あいみょん

あいみょん 2020.12.13 AIMYON TOUR 2020“ミート・ミート”@さいたまスーパーアリーナ

12月27日、あいみょんが全国アリーナツアー『AIMYON TOUR 2020 ミート・ミート』の最終公演をマリンメッセ福岡で開催し、ツアーの全日程が終了した。
今回のツアーは新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、延期や規模の縮小がありながら、11月30日の大阪城ホールを皮切りに、全国5都市で10公演を開催。

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ここでは生配信とテレビでの生中継も行われた12月13日のさいたまスーパーアリーナ公演のレポートをお届けする。

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場内が暗転し、一人スポットライトに照らされたあいみょんが歌い始めたのは、アルバム『おいしいパスタがあると聞いて』でも一曲目を飾っていた「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」。今回のツアーからバンドメンバーが6人に増え、この曲ではマンドリンやアコーディオンを用いて楽団のような雰囲気が作り上げられていく。〈もっと刺激を もっと混乱を もっと人生を〉と歌う、音楽に対する決意表明のようなオープニングに続いて、序盤は「ハルノヒ」や「満月の夜なら」など、軽快な楽曲でステージが進んでいった。

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最初のMCでは、さいたまスーパーアリーナに立てたことの喜びを語り、歓声が上げられないオーディエンスと拍手でコミュニケーションを取ると、「今日はみんなが声出せへん分、私が一生懸命歌います」と呼びかけて、迫力のあるアカペラからインディーズ時代の楽曲「どうせ死ぬなら」を熱唱。「ふたりの世界」ではお馴染みのSEXコールの箇所で一旦演奏を止めて、囁きバージョンをリクエストするユーモラスな一幕があり、「シガレット」や「マトリョーシカ」ではそれぞれの曲に合わせた映像演出で魅了したりと、ショーとしての完成度がさらに高まっていることを感じさせる。

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