SIRUP、圧巻の無観客有料生配信ライブ「channel 02」終了

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 「Your Love」を歌いながら6人編成のバンドメンバーがいるステージに上がってからは、「Synapse」「LOOP」、Funkyなアレンジに仕上げた「Do Well」など、SIRUPの人気定番曲を惜しみなく届けていく。そして後半は、「ここからは、2020年のコロナ禍で作った曲」と言葉を添えた上で、starRo(POPS研究会)とShin Sakiura(Gt)とともに作った「HOPELESS ROMANTIC」、UK在住のプロデューサーで元々SIRUPの大ファンだったというROMderfulとオンラインでの作業だけで作り上げた「Online」、この日RUN HYANGも登場して演奏したコラボ曲「Low Key」で視聴者の心を揺さぶる。さらには、PEARL CENTERとSoulflexのZIN、Ma-Nuを招いて、昨年6月にリリースしたPEARL CENTER×Soulflex「Mixed Emotions」をライブ初披露。総勢13人が向き合って音楽を鳴らしつつ<now we can make it better>と歌い上げる場面は、コロナ禍の1年で忘れてしまいそうになった、人と人がコミュニケーションすることの幸福感と、人と人が想いを重ねれば物事はよくしていけるという希望を放っていた。

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終盤はまず、アルバム『cure』に収録される、韓国在住のプロデューサー・Slomと作り上げた「Trigger」を初公開。そして、2020年の複雑な時代を生きて「違いを認め合ってこそひとつになれる」ということを改めて認識したSIRUPがYaffleとともに生み出した究極の人間愛ソング「Thinkin about us」を歌い上げて、画面の向こうにいる人たちへ「cure」=癒しを与えた。

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