米国最大級の音楽フェス「コーチェラ」への出演が報じられ大きな話題になるなど、メジャーデビュー10周年を迎えますます活発に活動を展開しているきゃりーぱみゅぱみゅ。1月16日に、3年ぶりのフルアルバム『キャンディーレーサー』を引っ提げて、自身にとって史上最大規模となる全国30公演ツアー『Kyary Pamyu Pamyu 10th ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2022 CANDY WAVE』をスタートさせた。
厚木市文化会館にて、新型コロナウイルスの感染拡大対策を講じた上でガイドラインに沿って開催された初日公演には、コロナ禍によって約3年ぶりとなった今回のツアーを待ちわびたファンが集結。鮮やかなグリーンのウィッグと衣装に身を包んだきゃりーが登場すると、久しぶりの対面ライブへの大きな喜びを拍手やペンライトを使って全身で表していた。
「お久しぶりです!待たせたね!」というきゃりーの言葉に観客が大きな拍手で応じると、「今日から約3年ぶりのツアーが始まります。来てくれたみんなを後悔させないライブをしたいと思います!」と意気込みを語った。テレビアニメ「ニンジャラ」オープニングテーマ曲としてリリースされたばかりの新曲「メイビーベイビー」をファンの前で初披露し、昨年リリースされたニューアルバム「キャンディーレーサー」に収録されている楽曲や「PON PON PON」「ファッションモンスター」などの代表曲を含む全21曲を披露した。
そしてこの全国ツアーと連動して、地方から日本を元気にするプロジェクト「LOCAL POWER JAPAN project」を始動したことがきゃりー本人から発表された。
全国津々浦々、今まで行ったことがない都市も多数含まれる今回の国内ツアー全30公演は、直接ファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたいという、きゃりー自身の強い想いから企画されたもの。
そして、今回のコロナ禍において打撃を受けた地方産業や観光業が活動を再開する中で、各地のファンに会いに行くだけでなく、地域の力で少しでも日本を元気にできたらという願いを込めて「LOCAL POWER JAPAN project」が立ち上がった。
このプロジェクトは、公演が行われる各県を代表する企業と、きゃりーがこれまでの10年間で発信してきたクリエイティブの世界観をコラボレーションさせるという、新たな試みによって地元を盛り上げていこうというもの。きゃりーの歴代リリース曲に関連したアートワークをオマージュしながら、各企業のロゴをリメイクしていくという大胆でユニークな内容となっている。この各コラボロゴをデザインしたTシャツは期間限定で販売され、売上の一部が地元の発展や社会貢献のために還元される。また今後、各企業との様々なコラボ商品も企画され、7月までのロングツアーの中で随時発表されていく予定だ。
そして、このプロジェクトに参加する第一弾企業が発表となった。
今後、各地の企業ごとに様々な取り組みが行われるので、地元の方もそうでない方も、ぜひお見逃しなく!期間限定・各コラボロゴTシャツの販売など、詳しくは「LOCAL POWER JAPAN project」特設ページhttps://localpowerjapan.com をチェック。
写真:石井亜希