ホイットニー・ヒューストンは原点とも言えるゴスペルにフォーカスしたアルバム『アイ・ゴー・トゥ・ザ・ロック:ザ・ゴスペル・ミュージック・オブ・ホイットニー・ヒューストン』が3月24日にリリースされることが決定している。
アルバムには“Jesus Loves Me”、“His Eye Is on the Sparrow”といったよく知られたゴスペル定番曲やサイモン&ガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water”のカヴァー、1990年1月の横浜アリーナ公演で収録されたライヴ音源“He/I Believe”など、これまで未発表だった音源6曲が収録される。
同時にリリースされるDVDには80年代からのアウォーズやTV番組での貴重なパフォーマンスが収録される。
本作のリリースにあたってホイットニー・ヒューストンの遺産管理団体の代表であるパット・ヒューストンは次のように述べている。「本作はホイットニーの心の声です。彼女のゴスペル音楽に対する愛情、慈悲、信念がすべての曲にいきわたっています。ゴスペルを愛するすべての人々にとって、ホイットニーを愛することは、彼女が表現するものを愛することなのです。ホイットニーがゴスペル音楽を愛し、心の拠りどころにしていたことを知ることができ、私はこのプロジェクトに敬意を表します。関係者全員の愛の結晶であるこの素晴らしい作品を楽しんでいただければと思います」
本作を「この特別な録音とドキュメンタリーを制作できたことを光栄に思っています。ホイットニーの歌声とその衝撃は計り知れません。このコレクションは、彼女の歌の原点を捉え、誇らしげなパフォーマンスを称え、彼女にとって情熱であり力の源となったゴスペル音楽の基礎を繊細に表現しています。私たちは彼女の感動的な物語とゴスペル音楽の遺産を世界に伝える一翼を担うことができ、とても嬉しく思っています」共同制作したゲイザー・ミュージックのポール・サイズライヴは次のように続けている。