Daft Punkのセッション・ドラマー、『Random Access Memories』の次回作の存在について語る

Daft Punk

ダフト・パンクのドラマーは2013年発表の『ランダム・アクセス・メモリーズ』に続くアルバムがあることを明かしている。

トーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストから成るダフト・パンクと『ランダム・アクセス・メモリーズ』で仕事をしたセッション・ドラマーのクインは学生運営のメディア『オルト・ニュース26:46』のインタヴューでセッションについて語っている。

「『ランダム・アクセス・メモリーズ』で僕はアルバムに参加した最後の人間だったんだ」とクインは語っている。「彼らが取り組んでいた次のアルバムでは最初に呼ばれた人間だった」

クインはダフト・パンクによる作曲やレコーディングの最初の段階を見ることができたとも語っている。「トーマ・バンガルテルはキーボードを使っていて、コンピューター・プログラムもあったけど、彼は実験をしていた。彼はいろんなことを試していたよ。文字通り、彼はヴァイブを得ようとしていた。彼は素晴らしいミキシング・デスクに座っていて、僕はスタジオのほうで、変わったドラム・セットで取り組み始めるという感じでね。彼からどんなものが来ても、僕は応じて、何かが思いつかないかなという感じでやっていたんだ」

「名前のないそのレコードは自然発生的なものが多く使われることになると思う」とクインは『ランダム・アクセス・メモリーズ』の次に取り組まれたアルバムについて続けている。「ピアノの中にキック・ドラムを置いて、ストリングスをバスドラのように演奏したことも覚えている。彼はそれをすごく気に入っていたね。完成するかどうかは分からないけど、とにかくクレイジーな聴いたこともないサウンドになっているんだ」

アルバムを巡る状況についてクインは次のように語っている。「確認はずっとしているんだ。作業中だと自分は言われたよ。出てくることになるんだろうね。別の記事でこの件について話すことはダフト・パンクに許可を求めたんだ。だって、彼らが秘密主義者なのは知っているだろ。でも、素晴らしい人たちだよ」

昨年、ダフト・パンクのメンバーであるトーマ・バンガルテルはグループを終わらせられたことについて「ほっとしている」と述べている。

「自問するのは、これだけ長く続けられたことよりも、なんで終わらせたんだろうということなんだ」とトーマ・バンガルテルは解散の理由を訊かれて語っている。「物語、ないしはちょっとした神話みたいなところがあったからね。テレビ番組でも人々の心に特別な位置を占めるものになって、続けられることになり、1、2、3、4、5って、10シーズンまで続くこともあるからね」

「終わる時は来るし、始まって、途中があって、終わるという、それぞれの場面があるというのは興味深いことだと思うんだ。僕としてはほっとしているし、振り返って『よし、そこまで台無しにはしなかったな』と振り返ることができるのは嬉しいよ」

トーマ・バンガルテルはかつてダフト・パンクの公演の会場外でダフ屋からチケットを買ったことがあることを明かしている。

また、トーマ・バンガルテルは映画『DAAAAAALÍ』のサウンドトラックを担当することも発表されている。

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