ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは“Sweet Child Of Mine”のスラッシュによる有名なギターは曲をボツにするために書かれたと語っている。
ポッドキャスト『ソングクラフト』に出演したダフ・マッケイガンはスラッシュがあのイントロを書いたのはあの曲をボツにするためで、スラッシュは当時イジー・ストラドリンから提示されたコードを「気に入っていなかった」と語っている。
「イジー・ストラドリンに3つのコードがあったんだ」とダフ・マッケイガンは振り返っている。「『それをどうするんだい?』と言っていたら、アクセルがそれを気に入ってね。『形になるかどうかやってみよう』と言ったんだ。“Sweet Child Of Mine”のイントロは、スラッシュがあのD、C、Gという3つのコードを気に入ってなかったから生まれたんだ」ダフ・マッケイガンはスラッシュが「あの曲はボツにしないとな」と言っていたとも語っている。
それでスラッシュは「風変わりな無調のフレーズ」を思いついたが、この曲をボツにしようとする試みは無駄になったという。「もちろん、曲をボツにしようとしたパートがハマることになった。曲にとって最高のイントロになったんだ。突然、僕らにはあのバラードが生まれることになった。あの時はバンドとしてすべてがカチッとハマっていたことを示しているよね」
先月、ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンはバンドのライヴが長い理由について語っている。
「アクセルが大好きなんだよ。思うのは、だって、短くしたいとしても、どの曲を外せばいい? 誤解しないでほしいんだけど、2時間半で済むなら、自分の身体は喜ぶだろうね。大抵のバンドは2時間とか、2時間10分だろ」
彼は次のように続けている。「俺たちの場合は3時間30分やるからね。短くしたいよ。次の日の痛みも少ないだろうからね。でも、曲があり過ぎるし、みんな全編を聴いてくれるんだ。誰も帰らないということは楽しんでくれているということだろうからね。“Coma”をやったり、“Locomotive”をやったり、いろんな曲をやるけど、演奏するのが好きなんだ。“Bad Obsession”とか、“Pretty Tied Up”とかね。最高だろ。全部やりたいんだ。“Reckless Life”や“Shadow Of Your Love”もね」
先日、スラッシュは自身のメキシコシティ公演で1991年発表の『ユーズ・ユア・イリュージョン I』に収録されているガンズ・アンド・ローゼズの“Don’t Damn Me”をライヴで初めて演奏している。