Slayer、『Reign In Blood』などのアートワークを手がけたラリー・キャロルが逝去

SlayerReignInBlood

スレイヤーの数々のアルバムでアートワークを手がけてきたアーティストのラリー・キャロルが亡くなった。享年65歳だった。

ラリー・キャロルは1999年から所属していたケルンにあるギャラリーのカルステン・グリーヴによって、現地時間5月21日の午前中に息を引き取ったことが伝えられている。

https://www.facebook.com/galeriekarstengreve/photos/a.434266033436354/1055632814633003/

ラリー・キャロルはスレイヤーをデフ・ジャム・レコードに引き入れたプロデューサーのリック・ルービンが彼にコンタクトを取ったことをきっかけに、1986年からスレイヤーのアートワークを手がけるようになり、『レイン・イン・ブラッド』や『サウス・オブ・ヘヴン』、『シーズンズ・イン・ジ・アビス』、『クライスト・イリュージョン』などのアートワークを手がけている。

ラリー・キャロルは以前、2010年に行った『リヴォルヴァー』誌とのインタヴューで次のように語っている。「エアロスミスだったり、スティングの次のアルバムのイラストを描いてくださいっていうふうに、多くのアート・ディレクターが列をなして待っているなんてことはなかった。どんな作品になるのかが怖かったんだと思うよ。僕の作品は大抵の人たちには暗すぎるって、いつもそう言われていたからね。そういうわけで、スレイヤーはまさにピッタリだったんだよ」

ラリー・キャロルは自身の手がけたスレイヤーのアートワークがすべて様々な素材が用いられたミクストメディアの作品であることを明かして、続けて次のように語っている。「僕は大抵、アクリルや油、コピーした絵画のコラージュを素材として使っているんだ」

「よく絵を描いた後で、ゼロックスの機械を使ってそれをコピーをしているんだけどさ、そういうことを1970代の半ばからやっていたんだ。その後でコピーしたものを拡大したり、必要であればそれを増やしていくという具合にね。今ではフォトショップというものがあるけど、当時の僕のやり方のほうが遥かにオーガニックだし、フィジカル的だった。僕はいまだにコンピューターよりもそういうもののほうが好きなんだ」

スレイヤーはラリー・キャロルが手がけたアートワークを使用した2種類のTシャツが復刻されている。

復刻されているのは1986年発表の『レイン・イン・ブラッド』30周年記念公式メモリアルTシャツと、1988年発表の『サウス・オヴ・ヘヴン』ツアー1989公式Tシャツとなっている。

関連NEWS

  1. Kerry King

    Kerry King、メタル界で最も「過小評価されている」ギタリストの名前を挙げる

  2. Slayer

    Slayer、フェアウェル・ツアーの最後の公演でファンに別れを告げる映像がオンラインに

  3. スレイヤー、最後となるワールド・ツアーについて日本公演の可能性に言及

  4. Slayer

    Slayer、11月にリリースされる映像作品の日本盤の発売が決定

  5. Slayer

    Slayerのマネージャー、バンドが最後のツアー後もなんらかの形で存続する可能性に言及

  6. Kerry King

    Kerry King、WWEのレッスルマニア41に出演

  7. スレイヤーのトム・アラヤ、保守派とリベラル派を対比する文章を投稿してファンやバンドメイトらが困惑

  8. Kerry King

    SlayerのKerry King、Iron Maidenの最近の作品は聴く気にならないと語る

  9. Slayer

    Slayer、映像作品のZepp上映の東京会場に出演するゲストDJが決定

  10. DownloadFestival

    Download Festival Japan2019、第2弾アーティストが発表に

  11. Slayer

    Slayer、映像作品『THE REPENTLESS KILLOGY』の東阪Zepp上映が決定

  12. Slayer、Mastodon、Trivium

    Slayer、Mastodon、Triviumら、99人のメタル・ミュージシャンが参加したカヴァーが公開

  13. Gary Holt

    SlayerのGary Holt、自分の知る限りスレイヤーは本当に終わったと語る

  14. Slayer

    Slayerのゲイリー・ホルト、最近のラッパーについて苦言を呈する

  15. Kerry King

    Kerry King、Beastie Boysの「No Sleep Till Brooklyn」で後悔していることを語る