Kerry King、メタル界で最も「過小評価されている」ギタリストの名前を挙げる

Kerry King

スレイヤーのギタリストであるケリー・キングはメタル界で最も「過小評価されている」ギタリストの名前を挙げている。

ケリー・キングはスコット・リップスのポッドキャストに出演して偉大なギタリストについて語り、ディープ・パープルのリッチー・ブラックモア、ブラック・サバスのトニー・アイオミ、ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレン、オジー・オズボーンのギタリストであるザック・ワイルドの名前が挙がっている。

ケリー・キングは個人的に「最も好きな」ギタリストとしてジューダス・プリーストのグレン・ティプトンの名前を挙げており、「最も過小評価されている」と述べている。「彼が弾いてきたリードやその時期を見ると、彼は多くのことを革新してきたんだよね」

グレン・ティプトンは2018年にパーキンソン病と診断されており、その年に行われた『ファイアーパワー』ツアーに参加していないことを発表している。医師はその4年前に診断を得ていたが、本人には5年経ってから伝えられることになったという。

ケリー・キングは2025年の夏にUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことを発表している。ケリー・キングはまたスレイヤーとしてツアーを行ったり、新曲を作ることはないと語っている。

「もう一度ツアーをすることはない。もう一度アルバムを作ることもない。よく覚えておいて。もう一度アルバムを作ることもない。もう一度ツアーをすることもない。それはないと思うよ」

昨年5月、ケリー・キングはアイアン・メイデンの最近の作品は「聴く気が起こらない」と語っている。

ケリー・キングは『リフックス』のインタヴューでブルース・ディッキンソンのソロ・アルバム『ザ・マンドレイク・プロジェクト』を聴いたかと訊かれて、アイアン・メイデンの最近の作品について語っている。

ケリー・キングは次のように語っている。「ブルース・ディッキンソンの新しいアルバムは聴いていないんだ。でも、友人がアイアン・メイデンよりもよかったと言っていたね。それも驚きじゃないよね。アイアン・メイデンに他意はないけど、彼らの曲は長いから、聴く気が起こらないんだよ。自分は集中力がそんなに続かないからね」

アイアン・メイデンの最近の2作品、2015年発表の『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』と2021年発表の『戦術』はいずれもダブル・アルバムとなっている。この2作品にはかなり長尺の楽曲が収録されており、『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』に収録の“Empire of the Clouds”は18分の長さで、『戦術』には10分を超える曲が3曲収録されている。

ケリー・キングはジューダス・プリーストの最新作『インヴィジブル・シールド』も聴いていないと語っている。「ジューダス・プリーストのニュー・アルバムも全部は聴けていないんだ。でも、衛星ラジオ局で何曲かは聴いたよ。ならではという楽曲だったね。1曲突出した曲があったんだけど、“The Serpent and the King”、あれはクールだった。ジューダス・プリーストがやっていることを進化させたような感じだったね。楽しめたよ。アルバム全体は聴いてないけど、間違いなく聴くことになると思う。数週間後にはジューダス・プリーストと共演する予定なんだ」

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