スリップノットの“Psychosocial”をトゥエンティ・ワン・パイロッツやリル・ナズ・X、ハンソンなどのアーティスト風に歌った動画が話題を集めている。
“Psychosocial”はスリップノットの通算4枚目のアルバム『オール・ホープ・イズ・ゴーン』に収録されている。今回、ユーチューブ・チャンネル「テン・セカンド・ソングス」で活躍するアーティストのアンソニー・ヴィンセントは“Psychosocial”を25の様々なアレンジで歌い分けている。
ツイッターでのファンのリクエストに応じる形でアンソニー・ヴィンセントは“Psychosocial”を異なるジャンルの様々なバンドやアーティストの作風に合わせて披露している。
アンソニー・ヴィンセントによる動画はこちらから。
動画で“Psychosocial”は、ハンソンの“MmmBop”風、ザ・キュアー風、リル・ナズ・Xの“Old Town Road”風、ビリー・アイドル風、マーヴィン・ゲイ風、トゥール風、トウェンティ・ワン・パイロッツ風、リンキン・パーク風などに歌われている。
ある視聴者は「ザ・キュアー・バージョンを是非フルで見たい」とコメントしている。また、他の視聴者は次のように述べている。「最後が最高だった。リンキン・パーク・バージョンがずば抜けていたし、全編カヴァーするべきだよ!」
Listening back to a bunch of Linkin Park songs to get inspiration for this fan favorite of Psychosocial, just reminds me of how many monumental songs they have. Crazy.
— Anthony Vincent (@TenSecondSongs) October 14, 2019
「ファンのお気に入りの“Psychosocial”を作るインスピレーションを得るために、たくさんリンキン・パークの曲を聴いた。すると、彼らが記念碑的な名曲をたくさん残していたってことに改めて気づいたんだ」とアンソニー・ヴィンセントは今回の動画の準備作業について次のようにツイートしている。
一方、スリップノットは今後数年間のうちに『オール・ホープ・イズ・ゴーン』の未公開アウトテイク11曲をリリースすべく準備しているという。「『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を作っていた時期に、4人でもう一枚のアルバムに相当する楽曲を書き上げたんだ」とショーン・クラハンは語っている。
フロントマンのコリィ・テイラーはこのプロジェクトについて次のように説明している。「俺たちは基本的に2つの別のスタジオで物事を進めていたんだ。片方のグループでレコーディングしていたものが最終的に『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』になって、それからバンドの大半で『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を制作したんだよ」