カニエ・ウェストはポルノ依存症を克服したことについて語り、「神のおかげで自分で自分をコントロールできるようになった」と述べている。
カニエ・ウェストは10月25日にニュー・アルバム『ジーザス・イズ・キング』をリリースしている。
カニエ・ウェストはニュー・アルバム『ジーザス・イズ・キング』のリリースに先立ってワイオミング州でゼイン・ロウによるインタヴューに応じており、様々な話題について語るなかで、神のおかげで「ひどいポルノ依存症」を克服できたことについても言及している。
「『プレイボーイ』がひどいポルノ依存症の入り口になったんだ」とカニエ・ウェストは語っている。「5歳だった頃に、父親が『プレイボーイ』が置きっぱなしにしていてね。そのことが5歳の頃から今までの僕の人生におけるあらゆる選択に影響することになって、依存症を克服する必要に迫られることになったんだ。それは公のことになって、『これでいいんだ』って感じでさ。でも、心を決めて、『これはよくない』と言ったんだ」
「神のおかげで、僕は自分で自分をコントロールできるようになったんだ」ともカニエ・ウェストはインタヴューで語っている。「人々がバルマンのジーンズを履きこなせるようになるよりも前にティンバーランドとバルマンのジーンズを履いて、ヘネシーのボトルを持って出席したMTVの授賞式での出来事も、すべて5歳の時に発見した『プレイボーイ』の影響だよ」
「典型的なロックスターの人生の1ページのようだよね」とカニエ・ウェストは2009年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでテイラー・スウィフトのスピーチを妨害したことについて振り返っている。「僕はその1年前に母親を亡くしていて、それで『薬物に溺れる人たちもいるけど、僕の場合はセックス依存症に溺れたんだ』言ってたんだ」
カニエ・ウェストはまた、『ジーザス・イズ・キング』の制作中に共作者たちに対して断食や婚前交渉の禁止を求めていたことも明かしている。
「僕がこれから言うことは(後にインタヴューとして)編集された後で過激に映ることになるだろうね」と彼は語っている。「アルバムに取り掛かっている間は婚前交渉を持たないようにみんなに頼んだこともあったんだ。(ゴシップサイトの)『ザ・シェイド・ルーム』からは『婚前交渉を持たないなんてどういうことだい? 今すぐにミーガン・ジー・スタリオンの音楽をかけたほうがいい!』なんて見出しをつけられそうだよね」
「けど、真面目な話、他のプロジェクトにも取り掛かっているような人たちに対して『この仕事だけに注力してくれないか?』って伝えたくなるような時があるんだよ。つまり、みんなでお祈りをしたり、家族でお祈りをすることで団結力が深まることはよく知られているわけでね。共にお祈りや断食をすることで、絆を深めることができるんだよ」
同じインタヴューの中で、カニエ・ウェストは今年のコーチェラ・フェスティバルでのサンデー・サービスのパフォーマンスについても振り返っている。
「神が僕を使い手として、素晴らしいラインナップになったんだ。あの日曜日は文字通り、イースターの日曜日だったわけでね」とカニエ・ウェストはコーチェラ・フェスティバルでコーラス隊やバンドと共に早朝にパフォーマンスしたことについて語っている。