Taylor Swift、“Shake It Off”の盗用疑惑をめぐる訴訟が裁判所に差し戻されることに

Taylor Swift

テイラー・スウィフトは自身の2014年の楽曲“Shake It Off”が盗用だとして訴えられていた訴訟が控訴裁判所によって差し戻されたことが明らかになっている。

この訴訟は2017年9月に申し立てられていたもので、2018年2月に一度、カリフォルニア州の連邦裁判所によって原告の主張は退けられていた。しかし、『ヴァラエティ』誌の報道によれば、連邦控訴裁判所は現地時間10月28日に前回の判決を覆して、改めて連邦裁判所で審議されるべきだとする判決を下したという。

訴訟はショーン・ホールとネイサン・バトラーによるソングライターのデュオによって申し立てられたもので、2人はテイラー・スウィフトに対して、自分たちが2001年にアメリカの女性グループ、3LWに提供した“Playas Gon’ Play”を彼女がアルバム『1989』に収録されている“Shake It Off”で盗用したと主張している。

テイラー・スウィフトの“Shake It Off”のコーラスのリリックは次のようになっている。「Cause the players gonna play, play, play, play, play/ And the haters gonna hate, hate, hate, hate, hate/ Baby, I’m just gonna shake, shake, shake shake, shake I shake it off, I shake it off」

一方で、3LWによる“Playas Gon’ Play”の歌詞には次のような一節が含まれている。「Playas, they gonna play/ And haters, they gonna hate/ Ballers, they gonna ball/ Shot callers, they gonna call」

それぞれの音源はこちらから。

2018年にこの訴訟を退けた米連邦地方裁判所の判事であるマイケル・フィッツジェラルドは当時、訴訟について「侵害を申し立てられている歌詞は短いもので、著作権の保護が必要なオリジナリティや創作性の量に不足」しているとして原告の訴えを却下している。

しかし、『ヴァラエティ』誌の報道によれば、3人の裁判官団は今回、前回の判決について「意味深長な作品の価値」を連邦裁判所の最終判断で決めていたとして、連邦裁判所に差し戻すべきだとする判決を下したという。

『USAトゥデイ』紙によれば、裁判官団は今回、連邦最高裁判所の判事だったオリヴァー・ウェンデル・ホームズ・ジュニアが1903年に広告の著作権をめぐる裁判で下した判決を参照したという。

オリヴァー・ウェンデル・ホームズ・ジュニアは当時次のように記している。「法律の訓練しか受けていない者が、最も狭く最も明白な限界を超えて絵画作品の最終判断を下すのは危険な企てだと言えるだろう。一方の極端では、天才による作品がきちんと評価される機会が失われる可能性も出てくるだろう……そしてもう一方の極端では、判事よりも教育を受けていない一般大衆の評価を受けた絵画によって著作権が否定されてしまうかもしれない」

ここ最近になって楽曲に盗用疑惑が持ち上がったのは今回のテイラー・スウィフトが初めてではなく、先週、リゾがヒット曲“Truth Hurts”に向けられた盗用疑惑を否定しているほか、リル・ナズ・Xは“Rodeo”での盗作疑惑をめぐってカーディ・Bや共作者らと共に訴えられている。一方、ケイティ・ペリーとそのコラボレーターたちは先日、“Dark Horse”がフレイムによる2008年発表のクリスチャン・ラップ・ソング“Joyful Noise”を盗作したと評決された裁判について控訴している。

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