グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは新たなインタヴューの中で自身が最も好きなグリーン・デイの楽曲を明かしている。
現地時間10月28日の朝、ビリー・ジョー・アームストロングは、ロサンゼルスのラジオ局KROQ-FMの番組「ザ・ケヴィン&ビーン・ショー」に出演している。
番組の中でビリー・ジョー・アームストロングは、グリーン・デイの楽曲の中でお気に入りの曲は、2004年にリリースされた“Jesus Of Surburbia”であると語っている。9分に及ぶ“Jesus Of Surburbia”は、グリーン・デイ通算7作目となるフル・アルバム『アメリカン・イディオット』に収録されている。
一方、グリーン・デイのベーシストであるマイク・ダーントは、お気に入りを1曲選ぶことはお気に入りの自分の子どもを選ぶことと同じくらい難しいと語っている。
『ケラング!』誌は、ビリー・ジョー・アームストロングが“Jesus Of Surburbia”を選んだことは予想外だとして、彼が来たる新作『ファザー・オブ・オール』についての発言と食い違うと指摘している。
「ビーツ1」によるインタヴューの中で、ビリー・ジョー・アームストロングは新作について「短いアルバムになる」と語り、26分の長さしかないことを明かしている。『ケラング!』誌に対しても彼はもう「長い曲は好きじゃないんだ」と語っており、次のように続けている。「俺はいつもの曲の長さ見ていて、3分以上だったら、『うーん、いいや。そんなの聴きたくないし』っていう感じなんだ。そんな時間あるわけないわけでさ」
一方、グリーン・デイは現地時間10月30日にスペインのマドリードにあるラ・リヴィエラで一夜限りの貴重なな公演を行う予定となっている。
また、『ファザー・オブ・オール…』の歌詞の影響元についてビリー・ジョー・アームストロングは次のように説明している。「憂鬱な気分からはたくさん影響を受けているけど、同時にユーモアの感覚からも受けているんだ。それと、今のすべてのものに関する世界の動き方だったりね。こう思うんだ。僕たちは今完全に全くのカオスな時代を生きているってね……あるいはいつもそうだったのかもしれないけどさ。でも、今はなにせトランプなわけだからね」