アイアン・メイデンのフロントマンであるブルース・ディッキンソンは30年近く連れ添った妻のパディ・ボウデンと破局していたと報じられている。
『ザ・ミラー』紙の報道によれば、ブルース・ディッキンソンは29年前に結婚した妻のパディ・ボウデンと2018年に破局を迎えていたとのことで、現在は新たな恋人と共にフランスのパリで暮らしているという。
現在61歳のブルース・ディッキンソンはパディ・ボウデンとの間に3人の子どもをもうけており、2人の間には現在29歳のオースティンと27歳のグリフィンの2人の息子と、1人娘で28歳のキアがいる。
先日、ブルース・ディッキンソンはアルゼンチンの『クラリン』紙に対してパリでガールフレンドと暮らしていることを認めていた。
『ザ・ミラー』紙によれば、ブルース・ディッキンソンとパディ・ボウデンはすぐには離婚するつもりがないという。
ブルース・ディッキンソンは以前、舌にゴルフボール程のサイズのステージ3の腫瘍を患っていたほか、首の右側のリンパ節にも腫瘍を患っていた。彼は9週間におよぶ化学療法の末、2015年の5月に腫瘍の全摘出に成功しており、2017年に刊行した自伝『ホワット・ダーズ・ディス・ボタン・ドゥ(原題)』でその治療期間を振り返っている。
ブルース・ディッキンソンは同書で妻や子供たちを初めとした家族との生活については触れておらず、BBCラジオ2に対して家族に言及しなかった理由を次のように明かしている。
「家族のことを書くかどうかは悩んだよ」とブルース・ディッキンソンは2017年に語っている。「言うまでもなく、妻は(治療を)乗り越える上で欠かせない存在だったし、ある意味では家族も僕と同じことを経験することを余儀なくされたんだからね」
「それとなくほのめめかしてはいるよ。けど、そのことに関しては少し謝らなければいけないね。『これは公平なんだろうか?』とは思っていたんだけど、『そのまま(家族のことは書かないよう)にしておこう』と思ったんだ。というのも、パンドラの箱を開けるようなことになるわけでさ」
ブルース・ディッキンソンは次のように続けている。「『彼らは誰なんだ? どうして最後に唐突に登場したんだ?』っていうことを思われてしまうわけでさ。そういうわけで、一貫性を維持したいい本にするため(に家族のことを書かなかった)っていうのがその理由だよ」
先日、ブルース・ディッキンソンはロンドンで開催された航空業界の専門イベント「MROヨーロッパ2019」に出席して、自身の所有する航空機の整備と乗務員の訓練を行う会社であるカエルダフについて語っている。