エド・シーランは、実在した悪名高いマフィアの殺し屋で、マーティン・スコセッシ監督の新作映画『アイリッシュマン』の主人公となるフランク・シーランと血縁関係にあるとの噂が浮上している。
日本では11月15日に劇場公開され、11月27日にネットフリックスで世界同時配信される『アイリッシュマン』はロバート・デニーロがフランク・シーラン役で主演を務め、主人公が組織的犯罪の世界で権力を握っていくさまが描かれている。
マフィアのトニー・プロ役を演じるスティーヴン・グレアムは、数ヶ月前にエド・シーランと会った時、彼はフランク・シーランが自分の遠い親戚にあたることを明かしていたと語っている。
「2人は血縁があるんだよ。本当にね。僕のおばあちゃんの命をかけて誓うよ」とスティーヴン・グレアムは『ザ・サン』紙に語っている。
「そうエドが言ってたんだよ。遠い叔父さんらしいね」
しかし、『デイリー・メール』紙によれば、2人が実際に親戚である可能性は大変低く、あり得たとしても、よいとこ(四従兄弟姉妹)にあたるという。
映画の予告編はこちらから。
一方、映画についてスティーヴン・グレアムは次のように語っている。「すべてフランク・シーランに関して実際あった出来事に基づいているんだ。彼は亡くなる前にその手の情報をすべて記者に明かして、本にしたんだ」
映画はチャールズ・ブラント著『アイ・ハード・ユー・ペイント・ハウシーズ(原題)』を原作としている。原作でフランク・シーランは、1975年に失踪したアメリカの労働組合指導者であるジミー・ホッファを殺害したことを認めているほか、事件に関与した人物の詳細を語っている。