ザ・クラッシュの回顧展がロンドンで開幕し、世界中にとって必見の巡礼地と言える内容になっている。
この回顧展はザ・クラッシュのサード・アルバム『ロンドン・コーリング』の40周年を記念して2019年11月15日から2020年春までロンドン博物館で開催されているもので、バンドの名を音楽の歴史に刻み込む上で大きな役割を果たした品々の数々が展示されている。
ファンは会場に入ってすぐに、ポール・シムノンがニューヨークのパラディウムで行った公演のステージで破壊したことで知られる象徴的なベースが展示されていることに気づくことになる。彼がベースを破壊する瞬間は後に、『ロンドン・コーリング』のジャケット写真として永久保存されている。
展覧会では他に“London Calling”の初期の歌詞が書かれたジョー・ストラマーのノートのほか、この時代のトッパー・ヒードンのアイテムとして唯一現存している彼のドラム・スティックまでもが展示されている。