音楽ドキュメンタリー作品『白い暴動』が4月より日本公開されることが決定している。
『白い暴動』はBBCで複数のドキュメンタリーを手掛けてきたルビカ・シャーが監督を務めた作品で、1970年代後半のイギリスで人種差別への抗議活動を行ったロック・アゲインスト・レイシズムの活動を追ったものとなっている。
ロック・アゲインスト・レイシズムにとって最も大きなイベントとなったのは1978年4月30日に行われたデモ行進とフェスティバルで、10万人を集めたというフェスティバルにはザ・クラッシュ、エックス・レイ・スペックス、トム・ロビンソン・バンド、スティール・パルス、シャム 69らが出演している。
字幕監修をピーター・バラカンが務めることも決定しており、『白い暴動』について以下のコメントを寄せている。「移民差別に対して当事者意識を持った個人が集まったこの話は40年前ですが、まさに現在世界各地で起きていることへの示唆に富んでいます。今後の日本にとっても決して他人事ではありません。音楽の力で人の心をいい方向に動かしたいい例です」
映画の概要は以下の通り。
『白い暴動』
出演:レッド・ソーンダズ、ロジャー・ハドル、ケイト・ウェブ、ザ・クラッシュ、トム・ロビンソン、シャム 69、スティール・パルス他
監督:ルビカ・シャー(『Let‘s Dance: Bowie Down Under』※短編)
2019|イギリス|英語|84分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:WHITE RIOT|日本字幕:堀上香 字幕監修:ピーター・バラカン 配給:ツイン
4月3日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
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