リアム・ギャラガーは兄であるノエル・ギャラガーの最近の音楽性について言及し、かつてのケミカル・ブラザーズとのコラボレーションみたいな曲をやるべきだと語っている。
リアム・ギャラガーはセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ・ミー? ホワイ・ノット』を今年9月にリリースしている一方で、ノエル・ギャラガーは最新EP『ディス・イズ・ザ・プレイス』に続くEP『ブルー・ムーン・ライジング』を2020年3月6日にリリースする予定となっている。
『モジョ』誌のインタヴューに答えたリアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーの最近の音楽性について自身の見解を語っている。「言っておくとな、あいつがケミカル・ブラザーズとやって曲はいい曲だったわけでさ」
「あれがあいつのやるべきことなんだよ。今、やっているようなひどい代物じゃなくてね。今のあいつはドリー・パートンがひどいものでも出したみたいな音だろ。ウーフーフーってね」
同じインタヴューでリアム・ギャラガーはリアリティ番組「アイム・ア・セレブリティ…ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア!」やBBCの社交ダンス番組「ストリクトリー・カム・ダンシング」からの出演オファーを過去に一度断っていることを明かしている。
「そういうことがあったんだよ。『アイム・ア・セレブリティ…ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア!』だったかな。彼らは『ジャングルに行きたくないか?』と言ってきてね。だから言ってやったんだよ。『いいか、聞け。俺はもう既にジャングルにいるんだ。冗談かよ? バンドが解散したばかりで、子供は俺と話さないし、女房は去っちまうし、別の子供の問題もあるしな。これこそジャングルだろ。そんな、くだらないテレビ番組なんてどうでもいい』ってね」
彼は次のように続けている。「『ストリクトリー・カム・ダンシング』からも依頼があったと思う。よく知らないんだけどさ。ヒップスターも昔とは違うんだよ。おそらく俺が出ていったところで、気取ったフラメンコ野郎は逃げ出そうとするはずだけどね」