デヴィッド・ボウイはその功績が称えられてパリにある通りに彼の名前が付けられることが発表されている。
パリ13区の区長で、デヴィッド・ボウイのファンを公言しているジェローム・クメはAFP通信に対して「パリの13区に間もなくデヴィッド・ボウイ通りが誕生する」と語っている。
ジェローム・クメによれば、パリ南東部にあるオステルリッツ駅の近郊に誕生する新たな通りが「デヴィッド・ボウイ通り」と命名される見込みだという。
ジェローム・クメはデヴィッド・ボウイについて「パリとの強い繋がりがある」とした上で、「命名については2月にパリの議会で承認される必要がある」とし、大抵は問題もなく承認されることになると説明している。
今回のニュースは先日、デヴィッド・ボウイがジョージ・マイケルらと共にイギリスの歴史に最も影響力を与えた人々の人物録であるオックスフォード英国人名事典の改訂版に新たに加わったことに続くものとなっている。
オックスフォード英国人名事典は改訂版として新たに228人の名前を加えており、デヴィッド・ボウイとジョージ・マイケルのほか、「5人目のザ・ビートルズ」として知られる伝説的なザ・ビートルズのプロデューサーのジョージ・マーティンの名前も加わっている。
デヴィッド・ボウイは1月10日に亡くなってから4年目を迎えている。デヴィッド・ボウイは亡くなってから4年目を迎えたことを受けて現在48歳の息子であるダンカン・ジョーンズやおよそ24年連れ添った妻であるイマン・アブドゥルマジドらがソーシャル・メディアで彼を追悼している。
一方、ヤングブラッドは先日、来たるセカンド・アルバムについてデヴィッド・ボウイの1971年発表のヒット曲“Life on Mars”にインスピレーションを得ていることを明かして、「デヴィッド・ボウイへの敬意を示す」作品になっていると語っている。
本名をドミニク・ハリソンというヤングブラッドはインタヴューの中で、自身の“Kill Somebody”に救われたというファンと出会ったことをきっかけにデヴィッド・ボウイにインスピレーションを得た楽曲を制作したことを明かしている。